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４話　親分子分でトマト祭り！



「なぁなぁ、確か琉球王国やろ？」

「え？あ、はい・・・」


お兄ちゃんと庭に咲く梅を見ながらお茶を飲んでいたら急に知らない人が２人現れた。

お兄ちゃんは全然動揺していない。もしかして知り合い？まずこれ不法侵入になりますよ。


「えっと、誰？ですか？・・・」

「あ、自己紹介してへんかったな！俺はスペインや！それで、隣のが俺の子分、ロマーノや！」


隣で自分で言えるぞコノヤローとスペインさんの腹を殴るロマーノさん。面白い人ですね。


「私は琉球王国です。りーとお呼び下さい。」

「そっか！ほなりーちゃんな！俺の事は親分って呼んでもええで！」

「じゃあ親分さんと呼ばせてもらいます。えっと、ロマーノさんは・・・」

「何でもいいぞ。俺はりーって呼ぶからな。」


顔を真っ赤にして恥ずかしそうに話すロマーノさん。可愛らしい人だな〜。


「じゃあロマちゃんって呼びますね！」


笑顔で答えるとさらに顔を真っ赤にして親分さんの背中に隠れるロマちゃん。

親分さんがなんやどうしたん？とロマちゃんの頭を撫でる。


「あ、そうだ！なぁトマトいるか？いっぱい収穫したからお裾分けや！」


ダンボール箱いっぱいに入った真っ赤な野菜。美味しそうね。


「こんなにも、恐れ入ります。スペインさんのトマト美味しいから嬉しいです。」


お兄ちゃんは１つダンボール箱からトマトを出し私に渡してきた。

生でも食べれるって事？私トマト食べた事ないから・・・。

試しに大きく噛り付く。あ、美味しい！


「美味しい！親分さん、ロマちゃんありがとう！」

「そんな、照れるわ〜！」


その後は親分さんにパエリアという食べ物を作ってもらいました。とても美味しかったです。

トマトでチャンプル作れるかな？

出来たら今度お兄ちゃんに食べてもらおっと！



４話終わり

ｇｄｇｄで終わったｗ
トマトといえばスペインよ＾＾