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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【真実ト嘘】 イナズマイレブン ( No.22 )
- 日時: 2011/07/16 14:06
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 今日だけ学校ってどういう事でしょーかっ!
③第四話
「「「「……?」」」」
『おーい、もしもーし。中にいるんでしょ?』
あまりの突然さと、場違いな明るい声で反応が遅れた円堂たち。
「(誰だぁ?)」
「(一つだけ分かる。このドアの向こう側にいる奴はKYだ)」
「(そんなハッキリ言わずとも…)」
「(…なんか返事とかしないのか)」
彼らは目配せだけで、以上の会話を成功させた。
声の主はそんな事に気づくわけも無く、話し続ける。
『ねぇ、鬼道君いるー?』
「……いますけど」
『何、シカトしてたの?! 入るわよ!』
「え、ちょっと…」
口調からして女性だろうか、強引にドアを押し開けて入ってきた。
「まったく……鬼道君がそんな事するとは思いもしなかったわ」
「あ」
「知り合いか?」
「……未鈴姉さん?」
「どうして疑問系なのよ」
「「姉さん?!」」
「あたしと鬼道君が姉弟? 嫌だなぁ、そんな事あり得ないでしょう!」
「……ですよね」
「(キャラが違いすぎるんだ)」
豪炎寺から差し出されたお茶を飲みながら話す。
【氷梨亜未鈴】は笑いながら言った。
「んで? あのクソ大臣から話は聞いたかしら?」
「ああ……一応は」
「まあ、かなーりキツイ事言ってたらしいけど、実際はそんな難しい事じゃないのよ」
「……?」
彼女は戒里の事を言っているらしい。
「だから、”拘束”なんて痛い事をしなくても良いって言ってんの」
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