二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 緋弾のアリア Cランクの武偵 *オリキャラ募集* ( No.51 )
日時: 2011/06/03 21:04
名前: 淡雪 ◆1xA84L3LKk (ID: CA3ig4y.)
参照: だけど先に毛利さんやるから;;

〜第6話 聖戦士は気高く〜

強襲科は、ご存知の通り、約3%の生徒が死ぬ「明日無き科目」。
教務科、地下倉庫とも並ぶ危険な場所だ。

そこに、香枝は訪問していた。

或斗、月華の連携プレーにより、一人増えてしまったらしい。
しかも、強襲科の。

そのまま奥へ進んで行く。

    =今回来てくれる人は、リーダーシップのある人です。
    いい役目を持ってくれるかと。=

前方の或斗からメールで来た。

まあ、そう言う人ならいいか、と。
半分諦めがちなのだが。


「君。そこの君だ。何をしてる。」


少し低めの、はっきりとした声が聞こえる。

「え…?私ですか?」

一年と思わしき人が、その人に声をかけられーー少し震えたようにも見えたがーーその人の方を向いた。

低めの声の女の人は、

前髪がぱっつん、長いロングヘアーの黒髪。
そして、明らかに気の強そうな、ツリ目。

    =今回の同伴者です。確か上限は6名だった筈ですよね。=

香枝も、“良くない噂”として、名前は聞いていた。


毛利霧依。


かなり、嫌われていた人。


「毛利さん。」

或斗が、説教中の霧依を呼ぶ。
霧依は振り向き、そのまま(香枝的には怖い)の表情で来た。

香枝は、いつもの癖で、拳銃を見る。

H&K。
ワルサーやS&Wなどに並んで、かなり有名な会社が作る拳銃。

使い勝手は良く、武偵向きだと思う。

「今回の依頼のリーダー、香枝さんです。」


霧依は、少し表情を和らげ、軽く頭を下げた。
先輩なので、最大の敬意を示す。

「後でメンバーと、依頼の内容を教えてくれないか?私は、今回伏兵になろう。」

アンプッシュ
伏兵。

伏兵は表にはあまり出ず、いざ、と言う時や、突入の合図があってから突入したり、所謂、人に従う立場だ。

「い……いいんですか?私とリーダー代わらなくて!」

ただでさえ不安なのに、一気に100倍になったような感覚がした。

「いい。今回は、私は後から入った。それに、君の実力も見たい。



それに……」

香枝は、少し首を傾げた。

「何か…?」

霧依は、さっきとは違う、真剣な目つきになった。




「何か、不吉な予感がする。」

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 =チーム表=

リーダー  CVR  結野 香枝

福リーダー 強襲科  毛利 霧依

      狙撃科  結野 月華
      装備科  軋火 焔
  狙撃科・強襲科  紬音 或斗
      CVR  亜築 リナ

    ーー以上6名は
    =ディアナパーティーの警備=を行います。