二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO!!〜雷門ラプソディー〜【オリキャラ募集 ( No.16 )
- 日時: 2011/05/12 18:12
- 名前: 悠里 (ID: 8hgpVngW)
第五話
一週間後。
美香と綾香は雷門中へ向かっている・・・
はずだった。
はずなのに・・・
「ここどこぉっ!?」
簡潔に説明すると美香と綾香は地図があるのというのに迷子になっていた。
「お姉ちゃんのアホっ!!何考えてんの!?」
「アホ言うな!」
「・・・ってこんなことしてる場合じゃない。早く探さないと・・・あ・・・!お姉ちゃん!あの人!」
綾香が指差したのは雷門中の制服を着た女の人だった。
・・・もうこのさい人を指差しちゃいけないというのはなしだ。
「すみませーん!そこの人ーー!!」
美香が思い切り叫ぶと、その人はふりかえる。
なんかとっても印象的な人だ。
「・・・何、何か用?」
「あの!雷門中ってどうやっていくんですか!?」
「・・・どうして」
「今日行くって人に言ってるんです!」
綾香もコクコクとうなずく。
「・・・着いて来い」
「「ありがとうございます!!」」
「あ、そういえばお姉さん名前なんて言うんですか?」
美香が問う。
すると女の人はこう答えた。
「・・・幽鬼夢魔」
「幽鬼さんですか・・・、私は志藤美香。こっちは志藤綾香です」
「よろしくおねがいしまーす!!」
「・・・姉妹か?」
「はい!」
あれから道筋を通っていくとなんか自然と仲良くなっていた。
「・・・お前たちは来年雷門中に入るのか?」
「・・・いえ、私たちは・・・」
少し悲しそうに、美香はいった。
学校になんて、もう行けないから。
私たちは、孤児だから。
「・・・そうか」
幽鬼さんは無理に聞こうとはしなかった。
「・・・じゃあ、また、くるのか?雷門中に」
「・・・まだ、わかりません」
「・・・そうか。ここが雷門中だ」
「あ、ありがとうござい・・・ますぅぅぅ!!??」
美香は絶叫した。
な、何何何!?このバカデカイ学校は!
もんのすごい派手だぞおい!
十年前より派手さランクアップしてるし!!
「じゃあな」
「ありがとうございましたー!」
口をぱくぱくさせている美香の代わりに綾香がお礼を言う。
「じゃあ行こうよお姉ちゃん」
「あ、綾香これ見てどうにも思わないの!?」
「うん。これくらいふつ・・・「じゃないっ!」お姉ちゃん・・・」
「それじゃ、こ、こ、今度こそ・・・」
「声裏返ってるよ」
「うっさい!」
こうして波瀾万丈?なサッカー部見学が
始まろうと・・・していた?
NEXT
あ、ついでにキャラ紹介んとこは中学入ってから性格チェンジしますんで。