二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 〔銀魂〕 コ ワ レ モ ノ 注 意 ( No.35 )
- 日時: 2011/06/26 17:59
- 名前: 月兎 (ID: luklZ16E)
第参訓「路地裏で倒れてると言ったらゴミ袋の上の酔っ払いのオッサンぐらい」
「凄いよー、私トリップっちゃったよぅ!」
トリップっちゃったなんて言葉存在しないよ、今私が創ったよ!
腐女子の皆さん!ついに私はやりました。
呟きたいなー某サイトで呟いて、ゆーちゃんとかみーちゃんとか、あーちゃんとかにこの喜びを伝えたいよ!
誰って…お友達に決まってるじゃまいか!
「大丈夫ですかィ、頭」
大丈夫じゃ無いに決まってるさ!
「大丈夫ですよ、沖田さーん」
「大丈夫じゃないだろ、絶対」
全くその通りー。
「にしても、何処から来たんでィ?」
トリップしちゃった、キラッ☆なんて言えるわけもないよね、うん。
流石にテンションあがり過ぎちゃったみたいだよ私。
ちょっと冷静になって、今後の対応を模索しちゃおうか!
はしゃぎ過ぎて眼帯ずれたよ、全く。
「えーと、ワレワレハーウチュウジンダ」
眼帯直ったかな?
「いや、ほとんどそうだから」
やっぱりちょっとずれてる。
「…そう、今となってはこの世界は宇宙人で溢れかえっているのである。それはもう、そうなのである。しかしながら、彼等からしてみれば私たち地球人も宇宙人であるからして、お互いがお互いを宇宙人って見るわけだよねー、ということはもう宇宙人でいいんじゃないかな?結論、人類みな宇宙人!あ、宇宙の星の中の人だから真面目に宇宙人で会ってるよねー!天人って言うと天から来たって感じでいい感じっぽいけど、あ眼帯直った」
「何言ってたか全然わからなかった!!」
右紺が私の腐女子スキル、というかトーキングスキルに吃驚してる。
うーん、私はアナウンサーに向いてるのかもね!
「…まぁ結論、どこからともなくやってきましたってことで」
喉もしゃべり過ぎて乾いてきたから、まとめちゃった。
「…怪し「いなんて言わせない!」
「お家は?迷子なんでしょー?」
右紺、きみって人は本当に天真爛漫だね!
今、それ言う雰囲気じゃなかったけど、よくぞ言ってくれました花丸百点満点だよこれは。
私が倒れていた、というか寝ていたのは家と家の間のせまい路地裏。
右紺が見つけてくれて本当に良かったよ、そのまま夜が来ていたかと思うと…
恐ろしや!
「お家は…ドコカワカリマセーン!迷子って何ソレオイシイノ?」
「大丈夫じゃないですぜ、この娘。家より先に病院に連れていきやしょう」
「激しく同意だが、ふざけてる様にしか見えないから屯所だな」
え、ナンダッテ!屯所に入れてくれるという言葉が聞こえてきた。
土方さんの言う通りふざけてたわけなんだけど、ビシッと背筋を立たせて橘行きまーす!!
「すんごい、屯所です。もう屯所しかないだろ、これはってぐらい屯所」
腐女子代表としてこの世界にトリップさせてくれたんだ、神が!
神よ!!私は代表としてこの世界思いっきり楽しむよ、それでいいんだね!
「それじゃー行こーか!」
「行こーか!!」
右紺に続いて、リピートすると無駄なテンションの高さに呆れたのか土方さんが溜息をついた。
溜息と言えば…せんせー、じゃなくてこーちゃん。
この世界に来れたのはいいけど、こーちゃんに会えなくなるのかな…
ちょっとテンション下がったよ、感情の起伏が激しい事で有名です。
右紺を先頭に道に止めてあった真選組パトカーに乗り込む。
拝啓、こーちゃん。
きっとすぐ会える気が何だかするけど、今から屯所へ向かいます!
こーちゃんが真選組隊士の服着てたら凄い萌えるから早くこっちの世界においでよ!
よーこそ、銀魂の世界へってかんじだね!!