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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ 幻想の魔筆 参照300突破! ( No.135 )
- 日時: 2011/06/03 13:56
- 名前: 満月の瞳 ◆zkm/uTCmMs (ID: A2bmpvWQ)
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・
「♪〜♪♪〜」
僕ちんは歌を歌うことが好きだ。
歌を歌っていると、歌詞と一緒に嫌なこと、悲しいことが全部吹っ飛んでいくようなきがするから。
本当に吹っ飛んでいるのかはわからないけど、気やすめでも嬉しい。
歌を歌うことは、好きだから。
でも、ドロシアは歌を歌ったことが一度もないらしい。
僕ちんは正直とても驚いた。
まさか歌ったことがない人がいるとは思わなかった。
しかも『歌』ということもあまりよく知っていなかったのだ。
「うた?…言葉の…魔法のこと?」
僕ちんじゃなくたってびっくりだろう。
しかも、僕ちんが歌っているのを見て、「魔法の詠唱練習」と言ったのだ。
僕ちんが少し説明すると
ドロシアは不思議そうに、「趣味で…言葉を言うの?」と実ににこやかにほほ笑んでそう言った。
どうやらわかっていないようだった。
だから僕ちんはドロシアに歌を教えてあげることにした。
「♪〜♪♪〜〜♪…」
「綺麗な呪文ね…これは何の魔法かしら?」
魔法じゃあないよぉ。
…まあ、それは後回しにしよう。
この歌は子守唄。
僕ちんの一番大好きな歌。
悲しいときにこの歌を歌うと、元気が湧いてくる。
ドロシアにも教えてあげようと思っている。
「♪〜—————…こんな、感じかな?」
人前で歌を歌うのは少々気恥ずかしい。
それに、はじめて人の前で歌を歌った。
今までずっと一人で歌ってたから。
「すごいわ!すてきなじゅも…違う違う歌ね!」
パチパチとドロシアの拍手がとぶ。
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