二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ 幻想の魔筆 ♪参照500突破♪ ( No.172 )
- 日時: 2011/06/20 16:27
- 名前: 満月の瞳 (ID: A2bmpvWQ)
ダレカ
ダレカ
タスケテ
ワタシ
ホントウニモウシンデシマイタイノ
イキテイラレナイノ
コノママジャ
ダメ
ワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイワタシハシナナケレバナラナイ
モウ■■■ハソコニイル
モウダメ
ワタシハカイブツトナッテ
スベテヲハカイシツクス
コレハノロイダ
ダカラ
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・
静かな部屋で、カランカランと筆が落ちる音が空しく響く。
部屋の中は、絵具の海。
入り口で血を流して倒れている魔女の少女。
狂ったように絶叫する・・・・絶世の絵画の魔女。
その美しさは、崩れ、恐怖と悲しみと憎しみに、塗り替えられてしまった。
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
絵画の魔女の絶叫は、長く長く永遠のように続く。
「ああああああ!!!いやああああアああアあああア!ドウシテ!どうしテ!こんなのってないワ!アアアアアアアア!!!いやよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!呪ってやる!殺してやる!〝オマエ〟なんか殺してやるっ!!死ねっ!死に絶えろ!呪ってやる!ゆるさない!よくも!よくもっ!」
何を攻めているのか、何に対して叫んでいるのかわからない。
ただ、魔女は己に自傷行為なのか、自身の体をかきむしっている。
流れるのは血ではなく、おぞましい毒々しい…絵具だった。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
泣いているのか、瞳からは…絵具が流れ出ていた。魔女のマントは汚れ、まるで、怪物になりかけの前兆だ。
「グ…リ・・・・る・・・・」
震えた口調で、彼女の名を呼んだ。
魔女が愛してやまなかった、かわいい少女の名前を。
そして、魔女は、その子に手をかけた。
感覚すら残っている。
魔女は、彼女を魔法で、攻撃したのだ。
「ど、う…して・・・・」
ポロポロとしずくになって落ちていくのは、絵具。
表情は壊れ。
以前の魔女の面影は、儚く散った。
ここにいるのは、狂った…■■■になりかけの、絵画の魔女。
「ああああああああ、ああああああああああああ、あああ」
魔女は自身の手を見た。
崩れている。
5本の指は、絵具になってこぼれていく。
それどころか、体全体が、崩壊していく。
「…いや」
魔女はガタガタと震える。
「だめえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
喉がつぶれる勢いで、叫ぶ。
〝封印〟の限界。
「ダレかあああああ!だれカワタシヲ殺してええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
いいとこですけどきります。
さらに鬱展開注意www