二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ 幻想の魔筆 VSドロシアついに開幕! ( No.292 )
- 日時: 2011/07/20 20:00
- 名前: 満月の瞳 (ID: A2bmpvWQ)
- 参照: http://fullmoonaye.blog.fc2.com/
第十三楽章 VSドロシア(前編) 〜幻惑〜
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私は化け物。
化け物であって、怪物。
人に死と破壊をもたらす、悪しきもの。
わかっていた。
わかりきっていた。
私は幸せを望んではいけない。
望めばすべて、壊してしまうから—————
私は愛を焦がれてはいけない。
焦がれればすべて、殺してしまうから—————
私は運命を信じてはいけない。
信じればすべて、滅びてしまうから—————
私は平和を願ってはいけない。
願えばすべて、死に絶えてしまうから—————
私は
私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は
私は、私であって、私が、私。
—————私は、ワタシであるということは、変わらない。
変われない。
不変。
嫌だ。
そして、私は今日もまた新たな屍を生み出してしまうだろう。
きっと—————あのこは死んでしまうだろう。
私と友達になりたいと言ってくれた、あのこ。
私も、ぜひお友達になりたいわ。
グリルと一緒に、お茶会でもしましょうか。
おいしいお紅茶を入れて、焼き菓子も付けて、待っているわ—————
待っているわ—————
でも、それは決してかなわない。
生き残るのは、あのこか私のどちらか。
お茶会の席は、グリルが一つ陣取っちゃって、もう一席しかないの。
ごめんなさいね。
私が席を譲ってあげるから、貴方は座って。
座って・・・・ね。