二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 星のカービィ 幻想の魔筆  VSドロシアついに開幕! ( No.365 )
日時: 2011/08/14 12:08
名前: 満月の瞳 (ID: A2bmpvWQ)


ふたつの未来の言葉




『カービィ。僕は君のことが大嫌いなのサ。すべてを救おうとしている君がね!無謀なことをしでかす君は見てて痛いのサ!聖職者?慈悲深き人?違うね!君は何も考えちゃいないのサ!見よう見まねで猿真似してるようなものサ!結局のところ、君はただの馬鹿なのサ!僕はお前みたいなやつが宇宙で一番嫌いなのサ!』


『何のために戦うか?俺は仲間を死なせたくない。守りたい。だから戦う。・・・でもあんたは何のために戦っているんだ?あんたはポップスター・・・否、宇宙すべての一人として除外なく、守っているような気がする。他人まで救おうとしている。・・・無謀なところまで首を突っ込んでいる。・・・あんた、いつかそれじゃあ死んでしまうぞ』





うん。

ボクは馬鹿だよ。

皆を守りたい。

出会ったことのない人も、聞いたことのない人も、守りたいんだ。

嫌いだって言われてもいい。

ボクは、これでいいんだ。






昔から、何も変われていない。

でも、それでいいんだ。














ボクは星の戦士なんだから。







うん。

だからね。

マルクのこともドロッチェのことも守ってあげる。





ボクは正義のヒーローになるんだ。


そして、皆のことを、受け止めてあげる。


もう、誰のことも呪わなくていいんだ。

誰のことも、恨まなくていいんだ。

自分を責めなくてもいいんだ。

自分を憎まなくてもいいんだ。






ボクが全部—————受け止めてあげる。







だから、もう泣かないで—————












未来で

宇宙で激しく戦う。

更に未来で

ポップスターに危機が訪れる。

そして今

二人の魔女の世界が壊れる。




だから今



カービィは—————






そう、カービィが強い守りの意志を持ち始めるのは


この時からだった。