二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 ( No.15 )
日時: 2011/05/12 22:43
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

第五訓  君は唯一の親友。




「真選組に女の隊士が新しく入ったらしい。
  お前はそのことについて調べろ。」




「はい。」



男と女の声がひそかに響いている。

密談でもしているようだ。



「丁度、万斉と来島がその女の写真を持ってきている。」


写真を受け取った女は驚いた。目を見開いて。


「高杉さん、この人は・・・・。」


高杉「いいか、相手は真選組だ。
    場合によっては・・・・・・・・























           ————— 殺せ。」






李緒里「・・・・なら灰音は
     異次元から来たってことになりますー。」

灰音「あー・・・、そういうことになるねぇ・・・・。」


今私は李緒里と一緒に巡回という名のサボりをしている。


灰音「てか、李緒里ちゃん飴好きだね、それ好きなの?」

李緒里「糖分は大好きですー。あ・・・、糖分と言えば。」

灰音「どうかしたの?」

李緒里「灰音、ちょっと合わせたい人がいるんですー、
     雑用頼める便利屋さんですー。」

灰音「便利屋さん?」

李緒里「そんな感じですー。」







銀時「え!?
    灰音!?なんでここ気に来たの?
    真選組は?止めた?じゃあ万事屋ではたら・・・。」

李緒里「うるさいですこの 腐れ天パ男。」

銀時「うげっ!?なんで李緒里が居んの!?」

李緒里「灰音と、サボり中です。この腐れ天パ男。」

灰音「坂田さん、真選組は止めてませんよ?私。」

銀時「ちっ。」

李緒里「舌うちするなです。この腐れ天パ男。」

銀時「いや、李緒里その語尾の腐れ天パ男っつーの止めろよ!!!」

李緒里「李緒里の飴奪ったやつが偉そうな口を叩かないでください。
     この腐れ天パ男。」

銀時「いや、あん時お前寝てたし、いちいち起こすのわりーし、
    それに一つくらい貰ったって別に・・・・・・。」

李緒里「たったその時289個しか持ってなかった李緒里の苺味の飴を・・・・。」


多いよ!!!と坂田さんがつっこむ。

そしてまた李緒里が言い返す。


灰音「あはは・・・・。」


面白くて笑っていた。

















李緒里「あー、もーむかつきます。
     灰音、もうそろそろ帰らないとマヨ方が・・・・・・・。」

銀時「灰音?」


銀時と李緒里の後ろには誰もいなかった。









灰音「・・・・っ、離してくださいっ」


私は目隠しをされている。

背中には銃口が当てられていて身動きができない。

そのまま前へ前へと歩かされる。


実はさっき。




李緒里「たったその時289個しか持ってなかった李緒里の苺味の飴を・・・・。」

銀時「多いよ!!!お前さ・・・・」

灰音「あはは・・・・。」


突然後ろから何かを押し付けられた。



「これ、銃だから。当たると死ぬよ?嫌ならおとなしく来て。」


女の人の声。


私は念動力者で、普通に打たれた銃なら「避けさせる」こともできるけど。

こんな近距離ではそれはできそうにない。

それにこの声は・・・・。


灰音「もしかして・・・・・、貴方は・・・・・・。」


私は恐る恐る目隠しを外した。


その時その顔を見た私は、


「美紀・・・・・?」


涙が止まらなかったんだ。