二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 オリキャラ一人募集中! ( No.31 )
日時: 2011/05/14 17:09
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

第八訓  後・だけど、取りあえず君って信じといてあげるよ。



「高杉さん、赤神連れてきました。」

高杉「あァ?早かったなァ・・・、希実」

赤神「半ば脅されてたからねぇ・・・・。」


高杉「で・・・・?取り引きの方は?」

赤神「あぁ、もちろんOKだよ。
    面白そうだしね。」

高杉「そうか・・・・、ならいい。」



    グラッ・・・・!!


希実「っ!?
    ・・・・地震・・・でしょうか・・・・。」

高杉「まさか・・・・、あいつか・・・・!!」

希実「高杉さん・・・?」

高杉「希実、今からこの上の階にいる女を一人殺してこい。
    ・・・・、いや、捕まえろ。」

希実「・・・・、はい。」











    グラッ・・・・!!


灰音「あり・・・・?」


あははははは、あはあはははははは・・・・。


灰音「なんかやらかしたっぽい?」


何だかよくわからない機会にぶつかった。



   ドンッッ!!!!


灰音「えっ・・・・?」



な・・・・、に・・・・これ・・・・・。

クラクラする・・・・・・。

私の意識はこの言葉を聞いて消えた。


希実「やった。やっぱり後ろからいきなり狙うのっていーですね。」

















勿論刺してはいない。


希実「やっぱり・・・・、ただの人間じゃあない・・・・・?」


希実の刀は二刀ある、雪と氷の刀だ。

氷の刀は切りつけたときに普通に切りつけるよりも深く、

そしてやはり普通の刀の何十倍の痛みを感じさせる。


それよりも変わっているのは雪の刀だ。

抜刀する必要はなく、鞘をつけたまま切りつける、

そうすれば切りつけた相手をフリーズさせることができる。

簡単に言うと仮死状態だ。

まあ三十分ほどで元には戻るのだが。


それに、この効果は、『普通の人間に通用しない。』

天人などにしか聞かないのだ。




希実「見たところ普通の人間ですね・・・。」


息もしていなく心臓も動いていない。

普通の人間だったら痛がる程度のはずだ。


希実「・・・・、取りあえず、連れて行きますか・・・・・・。」



   グラァッッ・・・・


希実「また・・・、揺れた・・・・?
    船が故障した・・・・?」


まぁそれは分からない。下では真選組たちが戦っているのだから。



















希実「・・・・、高杉さん、連れてきた。」

高杉「ククッ・・・・、早かったなァ・・・・。」

希実「・・・・刀を使ったので。」

高杉「・・・・やっぱり使えたか。」

赤神「・・・、希実チャン。ねぇ、その子。だいぶ弱ってない?疲れ切ってるみたい。」

希実「・・・・・、高杉さん、もうすぐコイツ、起きるはずです。」

赤神「え?俺無視なわけ?」

高杉「コイツァ、俺以外の奴は信用してないみたいでなァ・・・・。
    まともに口はきかねぇんだ。」










灰音「・・・・・・あ・・・・・。」

高杉「ククッ・・・起きたかァ・・・・?」

灰音「・・・・、貴方・・・・、確かさっき・・・・。」

高杉「鬼兵隊の頭の高杉だ。」

灰音「っ゛え!?」


鬼兵隊の・・・・!?


灰音「・・・・・でー・・・・、えっとー・・・・、
    鬼兵隊ってなんですか・・・・。」

その場にいた私と女の子と高杉って人ともう一人男の人。

で。その女の子と男の人が「は!?」って顔で見てる。

うあ、この空気は二回目だ。


高杉「鬼兵隊は過激派の攘夷だ。」

灰音「はぁ・・・・・。」

高杉「ところで、お前に会わせたい奴らがいる。」



は・・・・?











入ってきたのは二人の女の子。


灰音「なんで・・・・・、










    



    美紀と李緒里が居るの・・・・・?」










高杉「灰音、今からその真選組の奴か、月風か。どちらかを選べ。」

灰音「は・・・?」

高杉「お前がさっきぶつかった機材はこの船の核だ。もうすぐこの船は墜落する。」


え゛・・・え゛ぇーーーーーーっっ!?


灰音「え、あ、ええーっ、ごめんなさい船壊しちゃって!!!」

高杉「・・・・、真選組の奴らは異変に気づいてもう船から降りた。」


そっか・・・・。みんな無事かなぁ・・・・・。


高杉「残ってるのはここにいる6人だけだ。
    ・・・・・、お前と、もう一人だけ、助けてやる。
    お前は、どっちを助けるのか選べ。」

灰音「・・・・・・は・・・・・・?」



その手を握るのは。

今は誰か分からない。























だけど、取りあえず君って信じといてあげるよ。