二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 コメを下さい。切実に。 ( No.81 )
日時: 2011/05/17 00:54
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

第十五訓  十分です。


赤神「ほら。」


灰音「あっ!!!美紀———————!!!!!!!」

美紀「灰音だ—————!!!!!!」


美紀と抱き合う。


高杉「おい・・・・・。」

灰音「きゃー!めちゃくちゃ会いたかったーーー!」

美紀「私も会いたかった!!」

希実「あの・・・・。
    この前は・・・・・・、ごめん、なさい。」

灰音「え?この前?
    ああ、あのなんか刀っぽいのでぼかっと殴られたの?
    気にしてないよー、怪我なんかしてないしさ!」

希実「で、でも・・・・・、自分は・・・・。」

灰音「ん?」

希実「ひどいことした・・・・・。」

灰音「だから気にしてないって言ってるじゃん?」

希実「あなたは・・・自分を許してくれるのですか・・・?」
   
灰音「・・・、私は、最初から怒ってないよ?」


ぽろりと希実ちゃんの目から涙がでている。

ぽろぽろと。雫のように。


希実「許してくれた人なんて・・・・っ
    そんな人・・・今まで高杉さんしかいなかったっ・・・。」


灰音「私は・・・・」


高杉「おい。」

灰音「あっ、高杉!!
    って、あれ?いつからいた?」

美紀「最初からいたよ・・・・。」

灰音「えっ、ごめん気づかなかった・・・・」

高杉「・・・・・。」

灰音「・・・・・って、なんで刀抜いてんの!!!???」


高杉「手前、切るぞ。」

灰音「・・・・は?え?私なんかし・・・・」


ズバンッと横すれすれを刀が通る。


美紀「・・・・・・・。」

灰音「・・・・・・・。」

希実「・・・・・・・。」


女子三人は固まっている。


赤神「クスクスクスクスクスクスクスクスクスクス・・・・・・・。」

灰音「なんであんただけ笑ってんのよ。」

赤神「ドSだから?」

灰音「高杉!?
    何すんのいきなり!!」

赤神「え?そこ無視?」

高杉「あァ?人の事散々チビチビチビチビチビチビチビ言ったお前が悪い。」

灰音「は?あ、チビ杉ったこと?
    ・・・・、あれは大体・・・・・あ。」

高杉「何だよ。」

灰音「あんたが飛鳥ちゃん殺そうとするからでしょ————!?」

高杉「はァ?」

灰音「なんで殺さなきゃなんないわけ!?」

高杉「お前何言って・・・・」

灰音「うっさいこのチビ杉馬鹿杉低杉ドチビ杉———————!!!!!!!」


赤神「ブッ!!!」


美紀「は、灰音・・・・・。」


あ、高杉、青筋立ってる。

冷静になってふと思った。



・・・・・・・・今の状況って凄く。ヤバくね?