二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 コメを下さい。切実に。 ( No.98 )
日時: 2011/05/19 06:58
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)
参照: 明日テストだ!でもべんきょーあんましてない!ヤバい!!

第十七訓  それはまるで。



遠くから人が走ってきている。


飛鳥「あ、はいねさ・・・」


バビュン!!!


飛鳥「え?」


それはまるで。

風のように・・・・、いや。

オリンピック選手のように。


灰音さんと眼帯男が走っていた。

二人に一瞬だけ手が触れて。



『嫌ァァァァァァ!!!
   まだ死にたくないしィィィィ!!!!!』

『あんのクソ女絶対ぶっ殺す!!!!!』


それはまるで。

風のように・・・・いや。

オリンピックの選手のように・・・・いや。

獲物を追うチーターと必死になって逃げるシマウマのようだった。


飛鳥「追いかけてみようっと・・・・。」
























土方「で?お前らは知り合いなのか?」


灰音さんたちは角を曲がってすぐそこにいた。

一人男の人が増えていて、灰音さんはその人の後ろに隠れるようにして立っている。

灰音「知り合い・・・・・、否ですけど認めます。」

高杉「腐れ縁だ。腐りきった。」

灰音「大体あんたが飛鳥ちゃんのこと殺そうとするからいけないんでしょーーー!?」


え?私が関係あるの?


高杉「してねぇよ。」

灰音「飛鳥ちゃんが何したって言うのよ!!!」

高杉「いや、だから殺そうとしてねぇよ。」

灰音「飛鳥ちゃんがあんたに何し・・た・・・・って、え!?」

高杉「だからそいつのことしらねぇよ。」

灰音「え?だって。えっ?」

土方「・・・・、何の話だ?」














赤神「あー、いたいた。
    いたよー。」

美紀「げほっ、はぁ・・・・、あんたも足速いじゃない。
    しかもあんまり息切れしてないし。」

希実「・・・・げほっ」

赤神「我は普段鍛えてるからねー」

希実「・・・・金平糖でですか。」

赤神「これは糖分補給だからねー。」

美紀「あれ?君、だれ?」

飛鳥「あの、そんな大声出してたら、気づかれちゃいますよ?」


三人はそれを聞いて奥を覗き込む。

そして、目を見開いた。

赤神「っ゛!?」

美紀「ゲッ。」

希実「・・・えぇ・・・・。」

飛鳥「どうしました・・・・?」


美紀「真選組の副長・・・・、なんでこんなとこに・・・。」

赤神「我は鬼兵隊じゃないけれど。一応ばれたくないんだよね。
    取引の事は内緒だから。」

希実「・・・、あいつは以上のマヨラーときいた。
    ・・・・・、きっと普通の人間じゃない。
    自分がこの刀で切ってこ」

美紀「ちょ、危ない発想止めよう!!」

灰音「あれ?飛鳥ちゃん?に、美紀?希実ちゃんについでに赤神?」

赤神「我はついでなんだ・・・・。」

土方「・・・・、赤神に、鬼兵隊か・・・・・。」

飛鳥「えっ、あの、私は違いますよ?」


『鬼の副長』彼には、その言葉がぴったりだと思った。