二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 オリキャラ一人募集中! ( No.136 )
日時: 2011/05/22 19:28
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)
参照: あ、熱ある・・・。39に上がっちゃったかぁ・・・、まーいっか。(←

第二十訓  今私がここにいる理由。



灰音「神威・・・・・。」



「神威に会いたいの?ヒャハハハッ!」

「会いたいならすぐに会いに行ける。」

「どうするの?」


灰音「誰・・・・?」

花「私は真藤花。」

白連「俺は夜神白連。」

紅「私は紅・・・。」


白い肌。

みんな傘を持ってる。

この前、李緒里から聞いた。


灰音「夜兎・・・・?」

紅「そーだよ!
   ついでに神威もね!」

灰音「神威も・・・!?」

紅「私たちはあんたを連れて来いって神威に言われただけだよ!!
   ヒャハッ!」

花「という訳で、来てもらう。嫌なら・・・・。」

白連「無理やりにでも来てもらう。」


神威が・・・・?


灰音「行く・・・!
    神威に会いたい!!!」

紅「意外だねぇ、てっきり反抗でもすると思ったのに。」

白連「じゃあ来いよ。」

花「すぐに会えるわ。」


神威と、会えるんだ・・・!




『・・・・、俺の名前は神威っていうんだ。』



『灰音は、笑顔の方がいいよ。』


『 ・・・・・もう、帰んなきゃ。
  いつかきっと、また会えるよ。だから、その時までに。
  灰音も笑えるようになってね?』


神威と、会える・・・・。




















土方「灰音?起きてるか?」


さっきはあいつの様子が変だった。


土方「灰音・・・?」


返事がない。


土方「・・・おい!
    灰音!!??」


誰も、居ない・・・・。


















神威「わーーーーっっ!!!
    灰音だ!」

灰音「神威・・・っ!
    会いたかった・・・・!」


今いるのは船の中。

やっぱり空を飛んでいる。


灰音「久しぶり・・・!
    元気だった・・・?」

神威「?何言ってるの?この前会ったばっかりじゃん?」

灰音「この前・・・?神威と会ったのは二年前の一回だけだよ?」

神威「そっか・・・・、やっぱり忘れたんだネ。」

灰音「え・・・・?」


神威と神威がこの前会った・・・・?

神威が真実を話し出した。

それとともに、記憶がよみがえる。




私の手を引いた。

高い空から落ちていく。

その先には、かぶき町の街並み。



灰音「・・・・あの時か・・・・。」

神威「そ、灰音を『こっち』に連れてきたのは俺。」

灰音「なんで・・・、そんなこと・・・?」

神威「灰音に会いたくてネ。」

















私は堕ちていく。

校舎の屋上から。

その時、手を引かれて。


神威『灰音、何やってんの?死ぬ気?』

灰音『・・・っ、私、もう、生きて、いく、自信、無い・・・・・!!』

神威『ふーん・・・、じゃあ俺との約束やぶるの?』

灰音『え・・・?』

神威『俺、灰音に次に会ったら笑えるよになれって言ったのに・・・・。』

灰音『それは・・・・・っ』

神威『そんなにこの世界が嫌なら、俺が連れてってあげる。』

灰音『え・・・・?』

神威『俺たちの世界。
    こっちじゃ『銀魂』って言われてるみたいだけど・・・・。』


神威が私を遠くに投げた。


灰音『きゃぁっ!?』


堕ちていく。

青い空の中を。

上が下で、下が上になっている。

そっか・・・・。


















灰音「神威が私をこの世界に連れてきたんだ・・・・・。」

神威「そーいうこと。
    ・・・・てゆーかさ灰音、お前さ。
    ・・・・・・・・・・・・一 人 が 怖 い ん だ ろ ?」









        核心を突かれた気がした。