二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 久しぶりに小説更新!! ( No.187 )
日時: 2011/05/28 22:23
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

あああああ、やはり前後編では収まらなかった二十一訓!

という訳で後編どーぞ!






第二十一訓後編  そんなの、分かるわけないじゃないか。 



赤神「ん?どうしたの?
    希実チャン。」

希実「・・・・・灰音の、こと。」

赤神「あいつがどうかしたの?」

希実「・・・・お前、春雨と、取り引きしてる?」

赤神「・・・・・はぁ?」

希実「取、引、し、て、る、の?」

赤神「え?あの、希実チャン?顔が・・・。」

希実「取、引、し、て、る、の?って聞いてるの。」

赤神「してるけど・・・・。」

希実「なら、春雨の船の下りる場所。教えて。」

赤神「はああ!?」

希実「・・・・・教えてって言ってるの!」

赤神「いや、取り引き相手の事そんな簡単に教えて言い訳がな」

希実「・・・・・・、教えたら。面白く・・・・なる。多分。」

赤神「・・・・・・明比灰音がらみ?」

希実「・・・・・そう、だけど?」

赤神「・・・・・・なら。面白くなりそうだねぇ・・・・。」

















神威「・・・・・・。」

紅「きゃははっ、やるの?神威。」

神威「うん、もちろん。」

紅「ひゃはははっ!
   面白くなりそー・・・・!」

白連「・・・・・。」

紅「白連?
   様子、おかしいね。最近。」

白連「可笑しくなんかないよ。」

















灰音「・・・・・帰れるのかなぁ?私は・・・・・。」

花「真選組に?」

灰音「うん・・・・・。」

花「帰りたいって思ってるなら。きっと帰れるわよ。
   受け入れてくれる。」

灰音「でも、・・・・でももし拒否されたら?
    いらないって言われたら?」

花「明比さんが帰りたいって思う場所はそんな人たちの集まりなの?
   そんな場所なら帰らなくてもいいじゃない。」

灰音「・・・・・、真選組のみんなは・・・・。
    みんないい人だよ。」

花「じゃあ。きっと明比さんのこと受け入れてくれるわよ。」

灰音「・・・・・あのね、私、真藤さんのこと、花ちゃんって呼んでいい?」

花「別に・・・・、構わないけど。」

灰音「じゃあ、私は灰音って呼んで!」

花「・・・・うん、灰音!」


私は、まだまだ先の事なんて知らなかったから。

気楽でいられたのかな。


神威「ねぇー、灰音ー?入っていい?」

灰音「えっ?神威?入っていいよ・・・・?」





神威「・・・・・灰音、さっき部屋の外から話聞いてたんだけどさ。」

灰音「えっ!?きいてたの!!??」

神威「うん、俺はさ、・・・・。」

紅「・・・違うでしょ、神威。
   『私たちは』でしょ?きゃははっ!」

神威「そだネ。俺たちは。灰音の事を真選組に帰すつもりはないヨ。」

灰音「え・・・・・・?」