二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 コメを下さい。切実に。 ( No.219 )
日時: 2011/05/31 12:50
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

第二十七訓  文句があんなら言ってみたら?




灰音「神威、私は此処に居る。
    春雨にはいかない。」

神威「・・・・どうやって船から出てきたの?」

灰音「爆発させるぞ!!って言って逃げてきたんだよねー。」


ニッコリと笑う。

神威の目を見ながら。


神威「灰音ってけっこー頭よかったんだネ。」

灰音「ってか、これ、血?全部?神威が、した、とか?」


今気づいたけど。周りは真っ赤。

あ、ヤバ。クラッとする。だから血は無理なんだよ!!


神威「俺は此処に送っただけ。
    殺したのはそこの真選組さんたちと・・・・」

藍葉「あたし。だけど?」

神威「・・・!藍葉・・・・。」

藍葉「久しぶりぃー、神威ー。」


誰だろう、この人。

真っ赤。髪も、体も、服も。真っ赤。


藍葉「あたしのこと、死んだって思ってたんでしょ。
    このとーり!ぴんぴんしてますよ。」

神威「やっぱり、あの程度では死なないって思ってたヨ。
    今度こそ俺が殺してあげる・・・・。」






美紀「灰音!!」

灰音「美紀?
    ど、どうしたの?そんな慌てて・・・・・。」

美紀「・・・!神威もいる・・・屯所にもう神威が来たって・・・・、
    天人ともこんなにいたんだ・・・・。」

灰音「・・・・神威・・・・、
    こんなことする人何かじゃないって・・・思ってたのに・・・・。」

神威「俺はこんな奴だヨ。」

灰音「信じてたんだよ?」

神威「・・・・俺は信じてなんて言ってない。」

灰音「そっか・・・・・。」

美紀「てゆーか、神威・・・!
    あんた灰音まで連れてきてたんだ・・・・・!」

神威「そう。俺は月風美紀と明比灰音をこの世界に連れてきた。」

土方「・・・・っ、どうやってんなこと・・・・。」

灰音「・・・!?土方さん、怪我が・・・・。」

沖田「・・・・・・生きてたんですかィ。」

神威「原理は簡単だよ。
    莫大なエネルギーをうまく利用すれば誰だってできる。
    そんなことはもうとっくの昔に証明されてる。
    でも問題はそのエネルギーが無いこと。
    でもこの江戸にはそのエネルギーがあるんだよ。」

藍葉「・・・・ターミナル、とか?」

神威「そう、当たり!
    けっこー頭いいんだね、藍葉。」


にやりと神威が笑った。