二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂  空は思っていたよりも青くて。 オリキャラ大募集中!! ( No.242 )
日時: 2011/06/02 23:16
名前: ひゅるり   ◆SDhkkrnOxE (ID: OG.Eam1W)

第三十一訓  悪夢を望むヒト。


最近、陰湿な殺人事件が多い。

しかも、皆私の知っている人。


土方「今日の議題は・・・、最近の連続殺人についてだな。」


土方さんが会議を進めていく。


李緒里「えーと・・・、つまりは、見回りの強化、しかも夜も・・・・ってことです?」

土方「ああ、そういうことだ。ペアは・・・・。」

「あ、あたしマヨ野郎以外ならもう結構誰でもいいよ?」

土方「おい凍堂、マヨ野郎ってなんだよ、マヨ野郎って。」

朝霧「だって、こんな体内200%マヨネーズと一緒に居たらこっちまで迷になってしまう。」

土方「おい、普通に考えても100%マヨネーズだろ。200%ってありえねぇだろ。つーかマヨ馬鹿にすんな。」

朝霧「大丈夫。残りの100%はすでにしぼり出てるから。
    ていうかあたしが馬鹿にしてんのは土方でマヨではないから。」

沖田「朝霧、それいいですねィ。」

朝霧「あ、じゃあ総悟、一緒に組む?土方抹殺計画でも立てようよ。」

沖田「へぃ。」


うわ、目の前でどんどん話が進んでいく・・・・。

ついていけない・・・・・。


灰音「あ、じゃあ私は李緒里とペアだね、宜しくねー!」

李緒里「頑張るです、灰音。」


土方「はぁ・・・・。」

灰音「あれ?土方さん、如何したんですか?溜息なんかついて。」

土方「否、あの二人は絶対真面目にできなさそうだろ。」


朝霧さんと沖田さんを指さしながら。


灰音「ああ・・・・・。」


思わず苦笑してしまった。


李緒里「灰音、そろそろ行くです!」

灰音「あ、李緒里!うん、今行く!」







さっそく見回りの当番になっていた私達は出掛けた。


李緒里「それにしても、犯人てどんな奴なんだろ・・・・気になります。」

灰音「手口が酷いって・・・、だったら、まず目立つし、
    それにこんなに続いていて目撃情報もないんじゃあ・・・・
    夜に犯行があるのかなぁ・・・・。」

李緒里「そうかもしれませんね・・・。」

灰音「・・・・絶対に犯人許せない・・・・。」




「・・・・・切れ味・・・・さ・・・う。」



灰音「えっ?」


誰の、声?


李緒里「灰音?」

灰音「私ちょっと・・・・、すぐ戻るから!」


そう遠くはない。

でも、どこからあの声・・・・・。

どこかで聞いた・・・・。





灰音「・・・・あ・・・・・・・。」


目の前には、紅色の彼女。


灰音「藍葉・・・・さんが・・・犯人・・・・?」

藍葉「っ、明比灰音・・・・!」

灰音「え、えっと・・・・・。」

藍葉「あんた何者・・・・?」

灰音「え?」



その目は、今までとは違って、いつにもなく真剣で。