二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絵描き世界の短編集(星のカービィ)返信100突破! ( No.151 )
日時: 2011/08/03 16:36
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: RXugjDaQ)

ふぅ…カシワめ…無駄に空間移動したじゃないか…おまけに熱まで…ゲホッゲホッ」


ったく、彼奴が語り部の元に間違って禁書送ったと言うから慌てたんだぞ!?
なのに向こうの語り部の方が持っていてそっちに取りに行って…
彼奴が悪戯好きなのは知っていたが、まさか着地地点が凍った湖の上とは…風邪引いただろうが…


「大丈夫かい!?キナコ!!熱があるとか聞いたよ!?」

「誰がキナコだ氏ねユキミ。」

「あはは!!そんなに僕がイケメンだからって嫉妬しないでよな〜♪」

「(駄目だっ…こいつに反応した俺が馬鹿だった…)ゴホッゲホッゲホッ!!」


五月蝿い奴が来た…ユキミは確かにかっこいい、でも性格が最悪だ、ナルシ、ナルシーだ。
男は外見より中身じゃないのか?
とか思うことは何度もある、こいつと一緒に居ればな。


「ちは〜っす!キナコ先輩大丈夫スか〜!!」

「ゲホッゴホッゴホ!!…カシワ、キナコじゃない…それに…そう思うなら冷えピタ取ってこい…」

「めんどくさいッス!」

「ゴホゴホッ…じゃ、とっとと出てけ…」



そもそも彼奴…カシワが原因なんだからな…
尊敬してるのか、馬鹿にしてるのかも分からん。
そもそもにこにこ顔で言うことなのか。
お前、ワドルディか。
あぁ…頭痛い…



「キナコ、起きてる?」

「起きてるよ☆」

「起きてるッス。」

「あんたらに聞いてないわよ、フォルン大丈夫?」

「嫌なギャップッスよね、アンコ先輩。」

「うっさいわね、カシワ、そもそもあんたのせいでフォルン風邪引いたのよ!?」

「はいはい。」

「ったく、…お粥食べる?」

「ゲホッ…あぁ。」


アンコは同期の仲間だ、何故か俺には優しくしてくれる。
…ユキミとカシワには冷たくあしらう。
あと、料理が上手い、姉のアズキは下手なのにな。


「食べれる?」

「…ゴホッ!!何とか…」

「今アズキが薬貰ってきてるから、後で貰って安静にしててね。」

「あぁ…」


そう言って部屋を出た。
…静かになったな、寝るか…



コンコン


フォルン起きてる?

寝てるのか…

薬、置いてくわよ。



「ん…?」

「あ、今起きたわね、薬飲んで!」

「ゴフッ!???」


あ、アズキか…
多少強引だが良い奴だ。
アンコと双子の姉なんだよな…


「ありがとな…」

「べ、別に!フォルンのためじゃないんだからね!!//」


これが俗に言うツンデレだ。
可愛いと思う。


「じゃ、あとは安静にね。」
「あぁ。」


ふわぁ…
1人になると無性に眠たくなる。
…ノディか?俺は??
いや、でも彼奴はどこでだって寝るからな。
眠るか…おやすみ、ありがとな、ユキミ、アンコ、アズキ。
カシワには言わないぞ。


48、風邪っぴきフォルンと仲間達。 END