二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絵描き世界の短編集(星のカービィ) ( No.39 )
日時: 2011/05/19 19:31
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: Z7zUYNgK)

・・・ここはどこだろう?
川・・・っていった所だろう、でも凄くきれいだ・・・
ぼくは何をしてたんだっけ?
忘れちゃった・・・

「今晩は、何人目かの名無しさん。」

君は誰?

「俺はこの川の管理者って所だ、この船で色々見て回って良いぞ、ただし、お前は色々見終わったら絶対に戻ってこい、分かったな。」

分かった・・・

「じゃあ、言い船旅を。」










川には星や銀河が流れていて、とても神秘的だ、僕はこの「宇宙」が好きだった気がする・・・

「よぉ、何人目かの名無し。」

君は誰?

「俺は何人目かの名無し。」

?意味が分からない。

「じゃ、適当に名前をつけてくれれば良い。」

・・・じゃ、オッドアイだからオッド。

「わかった、じゃ、お前一応クラウンな。」

なんで?

「ピエロみたいな帽子をかぶってるから。」

あぁ・・・

「ここは、何人目かの名無しが集まるところだ、いろんな奴らが居るんだぜ。」

オッドは何で船に乗ってないの?

「乗れないんだ、あの管理者に言われた。」

へぇ・・・

「じゃあな、クラウンまた会えたら会おうぜ。」

うん・・・



そう言うとオッドは川を身を任せ下っていった、でもオッドはこれからどうなるんだろう?

考えたって仕方ないか、また会おうって言ってたし・・・

「こんにちは、何人目かの名無しさん。」

いきなり現れた女の人・・・魔女みたいな帽子をかぶってる。

君は誰?

「私は何人目かの名無し、ここで絵を描いているの。」

そうなんだ・・・

「良かったら、貴方も絵を描いていく?」

うん、




僕は色鉛筆を取り、絵を描いていく紫色の丸、ピンク色の丸、灰色の丸・・・

ピンクの丸を見ているとなんだか寂しくなってきた、まるで砂漠に1人で置いて行かれたような・・・

「あら、君、絵上手いのね。」

そんなことはないよ、君の方が凄く上手だから。

「そう、ありがとう。」

そろそろ行くね、この絵どうしたらいい??

「いいわよいいわよ、貰ってって。また会いましょう。」

うん・・・




またどんどん下っていく、でもそろそろ船だけでもつまらないから降りてみた。


「お、誰だお前?」
「だぁれ??」

誰か居た、今度は赤いシルクハットをかぶった人と、ピンクの髪の人、オッドと少しにてる・・・

「俺は何人目かの名無し。」
「僕は流星。」

?何で流星には名前があるの??

「分かんないけど、僕の前世って奴が勇者だったんだって、で敵を流星の如く倒したから流星だって。」

へぇ・・・

「それより、一緒に遊ぼうよ!!」
「俺だけじゃこいつを思いっきり遊ばせられなかったからな・・・」

うん、良いよ。






何で・・・流星・・・息切れ・・・してないの・・・

「分かんない。」

「まったくもってだ・・・な・・・」

すっごい体力・・・さ・・・

「そうなのかー!」

そしたら、いきなり周りがオレンジ色に変わった、これは・・・夕日?

「!おい、時間だぜ!」

何が??

「ほんとだ!あの青い人の言ってた時間になっちゃった!」

??

「あのね、僕らは輪廻なの。」

??

「青い人によると、『君達は何度でも創造され、そして消えゆく、それが定めなんだよ♪』って。」

「まぁ、意味わかんねーけど。」

そうなの・・・

「大丈夫!名無しさんとは友達だから!むしろ親友!」

友達?ほんとに?

「あぁ、もちろんだ、流星が親友ナンバー1なら俺は2番目の親友だな。」

本当に?

「「うん!!」」

「じゃあね!名無しさん!」

「また会おうな!」

うん、またね。






行っちゃった・・・寂しいな・・・


「ここに居たか、そろそろ時間だ。」

管理者・・・ねぇ、流星や、僕が会った名無しはこれからどうなるの?

「あいつらは輪廻、今できあがった世界でその役目を果たし、また消え、また役目を・・・と輪廻していく、大丈夫だ。」

そうなの?

「あぁ、そろそろ行くか、着いてきてくれ。」



僕が管理者と歩いてるうちに何にも見えなくなって、そして何もかもが





ー消えたー









「マールクー!あそぼ!!」

「今行くのサ!!」

「おいおい、速く来ねぇと先行くぞ!」

「もぉ!待っててくれても良いじゃないか!カービィも、ドロッチェも!」

「あははは!!」

「それよりマルク、何読んでるんだ?」

「これは、今読んでる本で、ユーザから貰ったんだけど題名は・・・


        





       輪廻」





11、輪廻 END