二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 人はそれを狂愛と呼ぶ 第一話 ( No.5 )
- 日時: 2011/05/16 11:06
- 名前: 桜姫 (ID: 6fmHesqy)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/y_hayaseke
人はそれを狂愛と呼ぶ 第一話 「出会い 〜歯車は動き始めた〜」
いつものように ごく普通の昨日を迎え
いつものように ごく普通の昨日を過ごす
いつものように ごく普通の今日を迎え
いつものように ごく普通の今日を過ごす
いつものように ごく普通の明日を迎え
いつものように ごく普通の明日を過ごす
ツ マ ラ ナ イ ナ ニ モ カ モ
ごく普通の日常なんてつまらない
いっその事、こんな『ごく普通の生活』しか送れない
この『世界』なんて消えてしまえばいいのに
そう、昨日までは思ってた
けれど、今日初めてこの『世界』が楽しく思えた
この幸せがずっと続けばいいと思っていた
けれど、続かなかった
だから、少しだけ『続いた』この幸せを語ってあげる
つまらない生活を送ってる君に
今も愛し続けてる 貴方の為に
そして 私の為に
さぁ、物語の始まり・・・・_______________________________________
いつものように 世界は廻り いつものように 過ごす
つまらない 日常
何一つ変わらない、この景色
つまらない。 何もかも
こんな日常が『非日常』に変わればどれだけ楽しいんだろうか
そう思っていた
君と出会うまではね
君と出会ってから変わった
そう、何もかも・・・・___________________________________________
いつものように駅前を歩く ただ、ぶらぶらと。
そんなのが楽しいかって?
楽しいわけないでしょ。
つまらないよ。 何もかも
そう、私、「風丸 一葉(かぜまる いちは)」は考えていた
その時だった・・・・・___________________________________________
「ドンッ」
「っ・・・いったぁ〜」
「すみません! 大丈夫でしたか?!」
この時だった
彼・・・・円堂 守と出会ったのは・・・・・_______________________
「ほんと、ゴメン! ケガなかった?」
「うん、大丈夫・・・・あ」
「へ?」
「肘、ケガしてる・・・・」
よく見ると、彼は肘をすりむいていた
「あ、ホントだ すりむいてる」
「ちょっと、待ってて」
私はそう言うと、カバンの中からティッシュとばんそうこう、さらに消毒液を出した
「ほら、見せて。・・・っと、できた!」
私は彼のすり傷を手当てした まぁ、簡単にだけど
「あ、ありがとな! 俺、円堂 守(えんどう まもる) お前は??」
「風丸 一葉・・・」
「一葉って言うのか! よろしくなっ!!」
「う、うん よろしくね」
「そうだ! 近くに、カフェがあるんだけどさ、一緒に行かないか? ケガ、手当してくれたお礼に・・・さ!」
「いいの?」
「あぁ、もちろん!!」
こうして、私達はそのカフェに行く事になったのです・・・・_________
「カフェ、『イナズマ』・・・・?」
「そっ! ここのパフェ、美味しいんだぜ!」
「そうなんだ・・・」
私達は、お店の中に入り彼が言う「パフェ」を頼んだのですが・・・・
「・・・・・でかい」
「そうなんだよな! 一人じゃ、ちょっと食べられなくて・・・」
当たり前だろう。 一人でこんな大きなパフェを食べるなんて・・・・
「だからさ、一緒に食べてくれないか? 全部、食べたら無料なんだよ。 ここのパフェ。」
「・・・できるだけ、食べてみる。」
数十分後・・・・・_______________________________________________
「ふー 食った食った!」
「お腹いっぱい・・・」
「うまかっただろ? これ」
「うん、すっごく」
私達は店を出た・・・・・_________________________________________
「それじゃあ、俺、こっちだから!」
「・・・・・待って」
「ん?」
「その、また一緒にパフェ食べに行っても・・・・・良いかな?」
「もちろん! また、食べに行こうな!! パフェを!」
「ありがとっ!」
私は彼に抱きついた
彼は、驚いていたみたいだったけど
思えば、この時から廻り始めていたのかもしれない
『狂愛』と言うなの歯車が・・・・・_______________________________