二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒魔女さんが通る! ( No.12 )
日時: 2011/05/24 20:25
名前: レイコ (ID: 0LEStScZ)

   第3話の続き 干し芋



「何でいるんだよ。瑞菜」



  ったく、どうせくだらない理由なんだろ。


  「暇だったんだもーん☆エヘ〜」



   とか、いうんだろうな〜このぶりっ子は。



「暇だったんだぴょーんだ。遊びに来たよォ〜」


   
   ・・・。やはりか(-"-)



  つーか、その前に突っ込みどころ多すぎんだろが。



「なんで家の中に入れたの?なんで、窓ガラス割れてんの。


 なんで今日の俺のおやつのポテチ一人で完食してんのって


 コラ-------------------\(゜ロ\」



   エェェエエェェエエエ〜



 
 なんかもー脱力。力抜けた。


 いや、窓ガラス!どーしてくれんだ犯罪じゃねーかよオイ!



「ねぇ、遊んでよー」



「も…やだ」



  つか、遊ぶ前にてめえは宿題しろや。


「ねぇ、トイレ貸して?」


「いいよ…どこにでも行け」


「その前におなかすいちゃったかなー。おい、おやつ!」


  はぁ…。へーへーへー。



  

  

   俺は台所へ向かった。棚には父さんの隠してる

  
   禁断のお菓子倉庫がある。


   そこからなんかもらってくりゃいいや。



   何の仕掛けもない。ある意味不思議な倉庫。




   あ、あるある。あるのは…。




「干し芋・・・ですか」



     干し芋。干した芋のこと。


  いや、知ってるか。てゆか、今日に限って


   なんで干し芋?



  絶対瑞菜キレる。逆切れする。



「こんなのやぁだー。もっとこーきゅーなのー」


   とかいうんだ。ぜぇったい。



「まーいーや」



   そう思っているのも、つかの間のことだった。



 



「ルキウゲルキウゲ…」






    

  



        え?






「ふーっ、やっと戻れた…あ、どうも。えへへへ」





  そこには、俺と同い年ぐらいの女の子が尻餅をついたように



  座っていた。え?なに!?瑞菜に続く変態その2?

 

「ええと、マサト君のインストラクター黒魔女に選ばれました。


 黒魔女1級の黒鳥千代子です。よ、よろしく」




    く、黒魔女------------------ !?




続く。