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私は『アルル』。ポケモンと話せるんだ。カノコタウンで生まれたけど、ブラックシティに引っ越した。新しい生活には慣れるかどうか不安だった。
　しかも。
「あいつを世界に売れば設けるかもよ！」
なんて噂が一気に広まって、毎日狙われていた。
　だからお母さんが、カゴメタウンに引っ越そうって言って、今は１３番道路にいる。
「はぁ・・・。ブラックシティには、腐った人ばっかりね！」
お母さんは毎回怒ってそう言った。
　カゴメタウンに到着した。なんだかカノコタウンに似てる・・・
「やあ、君が今日引越して来るって言ってたアルルちゃん？」
いきなり誰かに聞かれた。
「は、はぁ・・・」
「うわ〜、可愛いな〜！・・・あ、僕はニコ。ホワイトフォレストから引っ越してきたんだ♪」
「へぇ〜・・・」
「僕と友達になってよ。ここはどんな人でも皆『家族』みたいなもの。
大歓迎だよ！」
「・・・えへへ。嬉しいな〜・・・。私、ブラックシティでは友達が全然いなかったんだもん・・・」
「そうか・・・。でも、都会と街は違うよ！アルル、カゴメタウン案内するからさ、早く来てよ！」
「うん！」
私には早速友達ができた。