二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 星のカービィ 星命の言葉 ( No.142 )
日時: 2011/08/31 10:33
名前: 彌浪 (ID: u6knrXHP)

「……!お前……」
「ノヴァに頼まれた……?じゃあこの人が……」
「ギャラクティックナイト……」
ギャラクティックナイトは、静かに言い放った。
「お前等、あの事件を解決しようとしているか……。危険だぞ」
「でも僕やメタナイトは絶対に関係ある!」
「僕ちんも、その場所に踏み込んだ瞬間……関係者だよ!」
「はぁ……止めておけ。もっとも切れ目を開けるつもりは無いがな」
「……分かった」
「「え!?」」
「……」
僕には聞こえた。
メタナイトが小さな声で、「今は引き下がったほうが良い」といった事が。
グリルもこくりと頷き言う。
「僕ちんも止めとくよ」
「じゃあ僕もそれで良い。でも……」
「でも?」
「僕等は関係者だ!情報を……君の知っている情報を教えて」
「……仕方ない。今まで何人かの影が造られているが、あれはディメンションミラーという鏡が裏の力で造ったものだ。その者の悪の心を増幅した影——誰がそんな鏡を造ったのだろうか。そしてマルクという小僧は、その裏の力を狙っている。……私が知っているのは此処までだ」
「マルク……」
「彼はやはり厄介な存在だな」
「二つの敵が居るってことだね」
「くれぐれも……この切れ目の中に入ったりしないように。じゃあな……」
そうしてギャラクティックナイトは飛び去っていった。
「じゃあいったん帰ろうよ」
グリルが言う。
「「分かった」」

そうして新たな手掛かりを掴んだ僕達。
当然引き下がるわけには行かない。
たとえ誰が止めようともね。
昔から星を見ていた人達が止めようとも。