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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ 星命の言葉 ( No.32 )
- 日時: 2011/05/29 21:22
- 名前: 猫科の犬 (ID: KrNEmkft)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
第二話 現実と夢
「うっ・・・あれは夢?」
カービィは、あまりの光の眩しさに目を覚ました。
あれはなんだったのだろう?
『僕』はここにいる。でもあれも『ボク』?
本当に夢なのかな?それとも現実なのかな?
「うぅ〜・・・何度考えてもわかんないや。外の空気吸っってこよ〜っと」
カービィは外の空気を吸いに外にでた。
だけど、いつものプププランドの景色ではなかった。
そこには、「無」の世界が広がっていた。
何もない。真っ白な世界。
夢の中の闇色の世界とはまったく逆の世界。
「どうゆうこと・・・?どうなっているの?」
これは現実?それとも夢?
あれは夢?それとも現実?
全部現実?
全部 夢?
「いつもの世界はどこにあるの?僕の世界はどこにあるの?」
カービィはただ走り続けた。
何もない真っ白な世界をただ走り続けた。
夢の中が闇で現実が光??
景色も変わらない、この世界でカービィは走り続ける。
「いてっ!」
何かにつまずいた。
何もない世界のはずなのになにかにつまずいた。
そこにおいてあったのは、闇色の世界にあった鏡より小さいサイズの鏡。
「鏡・・・?」
その鏡は、ガラスが割れていた。
自分を映す部分が割れていた。
使えなくなった鏡が捨てられていた。
何もない。真っ白な世界に、鏡が捨てられていた。
しばらく突っ立っていると、後ろから何かの気配がした。
何もないはずの真っ白な世界に誰かがいた。
「そこにいるのは誰?」
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