二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 星のカービィ 星命の言葉 ( No.67 )
日時: 2011/06/18 22:09
名前: 猫科の犬 (ID: 3eop5mZb)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第6話 裏側ノ世界



「ねぇ!いつになったら〝空間の切れ目〟までにたどりつけるの?もう僕疲れちゃったよ。」

あれから、2人はずっと裏側の世界を冒険していた。

「そんなのわからないよ。でも少し休もうか!ボクちんも疲れちゃったし。」

グリルがそういうとカービィは死んだように倒れこんだ。

「あぁ〜〜〜〜〜〜疲れたぁ〜〜〜〜〜」

星の戦士なのにこんななさけない声をだして倒れている。
でもそれも当り前なのかもしれない。

だっていくら歩いてもこの「裏側の世界」は真っ白。
どこまでも無が広がっているのだ。
石ころも落ちてなければ、目印になるものもない。
もしかすると同じ所をぐるぐる回っているのかも知れないのだ。
そんな中から「空間の切れ目」を探すというのはとても難しい事であった。

「でもさ。僕。裏側の世界って、重力が変でしかも海が上にある世界って思ってたけどなんか全然違うね。」

「うん。なんかすごいね。その想像力。」

会話はそこで一旦きれた。
そしてしばらくの沈黙が流れる。
その空気をカービィが切り出した。

「そういえばさ!魔法使いなら、魔法使って空間の切れ目を見つけること出来ないの!?」

「出来るよ!」

「じゃあ!それやればいいじゃん!」

「でもね。ボクちんは、まだその魔法使えないんだ!」

「・・・そうか。」

「うん!」

1つ見つけた提案が1言で失った。

「もうそろそろいこうか?」

「そうだね!んじゃいくか!」

再び2人は歩きだした。何もない裏側の世界を。
空間の切れ目を探しに歩き出す。
その切れ目がすぐ近くにあるというのを知らずに歩き出した。

そして物語は、次のページへと進み始める。