二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】 笑顔の仮面 ( No.12 )
- 日時: 2011/06/18 06:05
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: vUpeRMxD)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=2ebOyvIJz2w
(坂田銀時さん、志村新八君、夜兎族の神楽ちゃん。皆、面白くて良い人だったわね…。)
あの後、あたくしは坂田さんと同じパフェを頼み、主に隣の神楽ちゃんと話をしていた。
三人とも面白くて、優しくて、強かった。
聞いてみると、神楽ちゃんは夜兎族という天人だそうで、少しびっくりした。
新八君はとある道場の息子で、お姉さんと二人で道場を再建させるために頑張っているそうだ。
坂田さんは、2人の父親では無く、目が死んでいて髪がくるくるなのは生まれつきだと。あ、あと白髪じゃなくて銀髪らしい。
物凄く話が弾んで、あたくしがつい今日江戸にやって来て、職業と家を探しているという事とか色々話してしまった。
流石に江戸に来た理由まで言わなかったけど、慣れない人とこんなにすぐ打ち解けたのは初めてで、驚いた。
何でも三人で万事屋銀ちゃんという何でも屋さんをしていて、「何かあったら来るヨロシ。」と神楽ちゃんに言われて、
坂田さんに名刺をもらった。
新八君は、「いっそのこと万事屋に住みませんか?女の人の一人暮らしは危険ですし。」と言ってくれて、凄く嬉しかった。
「本当に仕事と家が見つからなかったら万事屋に行こうかしら…?」
明日香と星斗は今何をしているだろう。あたくしの事、心配している?
「……それより、ここ、どこかしら。」
喫茶店を出てから考え事をしながらふらふら歩いていたので、ここがどこだか全く分からない。
いや、考え事をせずに真面目に歩いてきてもこうなったと思うけど。
道に迷ったのは、まだ、いい。誰かに道を聞けばどうにかなるはずだから。
でも、なんか…ホテルとか高そうな飲み屋とかイケメンが呼び込みしてる店とか綺麗な女の人が呼び込みしてる店とか…
いつの間にかもう夜になっていて……あたくしは、何か嫌な所に迷い込んでしまったようだ。
「(行こう、万事屋に行こう。こんな所居たくないわ。)」