二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 友情。それは偽りでしかない (星のカービィ) ( No.122 )
- 日時: 2011/08/15 12:56
- 名前: 猫科の犬 (ID: UDcUxrh6)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=wt6tNcoGiIw
エピローグ
世界が破滅した。
世界が崩壊した。
世界が消えた。
世界が終わった。
全世界が幕を閉じた。
全世界が白くなった。
全世界が見えなくなった。
全世界の風景が消えた。
—誰ノセイデ?
鍵のせいで世界は、終わった。
—ドウシテ世界ヲ壊シタ?
君の為に世界を壊した。たった1人の。闇の為に。
—俺ノ為ニ?ナゼ?俺ノ為ナンカニ?
君が闇に染まってしまったから。
—俺ノセイナノカ?
君がそう思うなら君のせい。
—・・・ソウカ。ソノ鍵ハ一体誰ナンダ?
知りたいの?ショックをうけることになっても?
—知リタイ。
じゃあ教えてあげるよ。僕の封印を解いたのはビーズだよ。世界の鍵。
—ビーズガ!?
うん。世界の鍵がたった1人の為に世界を壊した。
—俺ハ・・・ナンデ・・・ビーズヲ・・・
そうだよ。君が世界の鍵を消し去るような真似をしたんだ。
—ソレヲ言ウナ。イワナイデクレ!!!
そうやってまた闇に逃げ込むのかい?せっかく鍵は君を闇から逃がしたのに?また同じ罪を繰り返すのかい?
—闇カラ・・・逃ガシタ?
自分で気づいてなかったんだね。その体についてるのは全て星の戦士の返り血だよ。
—カービィモ、俺ハ殺シタノカ?
そうだよ。星の戦士も殺した。かわいそうに。君の変わりに罪を背負って死んでいったんだ。
君は本当に恵まれてるね。戦士に罪をかぶせ、鍵に闇を浄化してもらった。恵まれてるよ。
—俺ハ、俺ハ・・・本当ハ殺シタクナカッタンダ・・・殺シタクナンカ・・・。
ダケド、だけど・・・
うん。うん。わかってる。わかってるよ。
だって、闇が暴走した時に君はずっと「ダークソード」を持ってたじゃん。
「ダークソード」じゃなきゃいけなかったんだもんね。
「ダークソード」だったら、誰も見たことがないあの世でもない。この世でもない。
未知の世界へ送れるって知ってて君は「ダークソード」を手から離さなかった。
—知って・・・タノカ?
知ってるよ。僕はこの世界の門番みたいなものだからね。
世界の破滅を鍵があれば簡単にできちゃうし。
今までいろんな者をみてきたよ。皆、感情があっておもしろい。
闇が暴走した奴の姿も見てきた。でも、その全てが闇と同化した武器ではなく、
あの世に送れる普通の一般の武器で戦っていた。しかし、君は違う。
だから君達3人が一番おもしろかったよ♪暇つぶしにもなったかな。
—・・・。
フフフ。
君は何か願いを叶えて欲しそうに見えるよ。きのせいかな?それとも木の精?
—なんだよそれ。
ハハハッ嘘だよ。
何か願い事をいってごらんよ。僕はその願いを叶えてあげる。
—そんなことが出来るのか?
出来るよ。叶えてあげる。だけどカービィをこの世に復活させろなしね。
どこにいるのか僕でもわからないから。
さぁ。いってごらん。
—・・・本当に出来るのか?
しつこいな。
それに暇つぶしできたお礼でもあるんだから。
あ。1つ思い出したことがある。僕が君に願いをかなえさせる変わりに君は罪を追う事になる。
それでもいいかい?
—あぁ。カービィもビーズも俺の為に罪を背負ってくれたんだ。だから。
フフッ本当に君達はおもしろい。
さぁいってごらんよ。
—俺は、この破壊された世界を元に戻したい。
へぇ〜意外。
鍵を復活させて欲しいとかだと思った。
—俺は、カービィの仲間を壊した。だから、カービィが復活するまでに仲間を取り戻して欲しいんだよ。
いいよ。時間はかかるけどその願い叶えてあげよう。
—わかった。
それまでに君は戦士の元へいって道案内でもしてあげなよ。
今頃きっと迷ってるさ。
—わかった。ありがとう。
フフッ
君と話せて楽しかった。さようなら。