二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 思い出。それは心を色鮮やかにしてくれる (星のカービィ) ( No.129 )
日時: 2011/08/21 15:13
名前: 猫科の犬 (ID: UDcUxrh6)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

☆ △ ▲ ▽ ▼ □ ■ ◇ ◆ ○ ● ♪

「やっとついた。」

アドレーヌは、屋敷の入り口にやっとたどり着いた。
そしてその扉に手をかけ、扉を開けた。
アドレーヌはそのままつきあたりまで真っ直ぐ進んでゆく。

「広い所・・・。誰か住んでるのかな?」

「あ。」

「っ!!誰!?」

アドレーヌが声がした方を向くとそこには、カービィに似た白い丸い生き物がたっていた。
ビーズだった。

「あ。初めまして。私、悪い人じゃありませんしそんな警戒しなくて大丈夫ですよ!」

「・・・もしかして、カービィの親友・・・。」

「知ってたんですね。」

「ここはどこなの?世界は破滅したんじゃなかったの?」

「はい。世界は、破滅しました。これから詳しいことを話します。それより確かめたいことがあるのです。
 ついてきていただけますか?」

「うっうん。」

アドレーヌは何がなんだか訳がわからないまま、ビーズの後をついていった。
しばらくして、ある部屋にたどりついた。
その部屋には、1つの丸いテーブルに2つのイス。そしてはじっこの方に絵画を書くための板と、
それを支える衝立がある。その隣の小さい机の上に筆とパレットが置いてあった。

「ここは・・・?」

ビーズは、小さい机に置いてある筆とパレットを取ってアドレーヌに渡す。

「これは?」

「この筆とパレットに魔力は、入ってない。だけど、貴方が鍵ならこの道具達に魔力が入ってなくても、実体化できる。
 だから、この筆とパレットを使ってお茶会の道具を出してみて。そうすれば全て話してあげるよ」

「わかった。お気に入りじゃないから出来るかわからないけど。」

アドレーヌは、ビーズからその2つを受けとりお茶会の絵を書き始める。
お茶会の絵が描き終わった時、その絵は1枚の絵画になった。
そしてそれは、実体化した。

「出来た。」

「・・・ふぅ。まだ、感情がこもってない。だけど鍵だっていうのは、本当みたいだね。全部話すよ。適当に座って。」

アドレーヌはビーズの言われた通り、イスに座った。ビーズはそれを見てアドレーヌに最初から話した。