二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 思い出。それは心を色鮮やかにしてくれる (星のカービィ) ( No.151 )
日時: 2011/09/10 22:55
名前: 猫科の犬 (ID: UDcUxrh6)
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id

ジェットコースターも終わりカービィが地面に降りる。

「あぁ。やっぱりジェットコースター乗った後って、なんか足が浮かんでるように感じるよね。」

カービィが闇猫に同意を求めた。

「え?そうかな?俺様はそんなこと全然感じないさぁ♪」

「(おかしい。やっぱり、何かおかしい。何がおかしい?闇猫の感情が分からない。)そっかぁ・・・。」

その時遠くから大量の足音が聞こえた。

「何か来る・・・!!」

カービィが構えた。
闇猫(血死夜猫)は、特に何もしていない。

数秒後、カービィの近くにやってきたのは・・・

ワドルディの大群だった。

「ワッワドルディ!?」

しかしワドルディ達はカービィのことをみえていないかのように通り過ぎていく。

「あ・・・れ?」

「当たり前だよ。この夢世界の住人は、夢を見ている本人には見えない。」

急に闇猫の声が暗くなる。
カービィはそれを気にせず話を続ける。

「え?そうなの?」

「そうさぁ♪だから、俺様達がいくら何をしてもワドルディ達には気づかれないさぁ♪
 でも、この夢をみている本人が見つかってよかったさぁ♪もっとここで遊んでくさ?それとも違う人の夢見る?」

さっきの暗い声とは逆にまたテンションをあげた闇猫。

「(闇猫の感情がわからないよ。もしかすると感情がないの?)」

「違うよ。感情がないんじゃない。__がないんだ。」

「え?まさか僕の考えてることがわかるの!?」

「わかるさぁ。だったらなんで最初会った時あんなこといえたと思ってんのさ。」

「そ。そうだよね。」

カービィが闇猫がいった「__がない」という意味を知るのはもっと後の方になる。