二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 思い出。それは心を色鮮やかにしてくれる (星のカービィ) ( No.157 )
日時: 2011/09/18 20:43
名前: 猫科の犬 (ID: NaVGBx5/)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

数分後、空が少し明るくなった。
と、いうよりかは空が出来たといった方が正しいだろう。
その後も、どんどんポップスターの形が出てくる。
空、海、建物、大地、風、森。
いろんな形が描かれていった。
ビーズはただ、ぼーっと見ていた。


「すごい・・・この世界にあるもの全てがもとに戻った・・・。」

「え?」

アドレーヌがビーズが何かいっているのに気づき目を開けた。
そこに映っていたのは、いつもの平和なプププランドだった。

「成功・・・したんだ。」

「うん。成功したみたい・・・。」

2人は何秒か立ちすくんでいたがはっと気を取り戻し、ハイタッチをした。

「やったね!!やったよ!ビーズ!!ポップスターを元に戻せた!!」

「うん!やったねっ!!」

2人が喜んでいたのもつかのま。
まだ1つだけ問題が残っているのだ。

「どうやってあの部屋に戻ろうか。」

「・・・。」

「・・・。」

2人は黙り込んでしまう。
するとアドレーヌがこの空気を抜け出すようにいった。

「ねぇ、どうせ戻ったんだし、カー君の家にでもいってみない?」

「そうだね。いってみようか。私は今のカービィの家みたことないし、どんな所なんだろう?」

「あははッ!とっても軽い家だよ。嵐がきたらすぐにどこかへ飛んでしまうようなほど軽い家。」

「へ・・・へぇ〜。大丈夫なの?それ?」

「ん〜・・・でも、嵐とかめったにこないからなぁ。この村。
 アタシもよくわかんないんだけどね、このプププランドにはなんか守り主みたいなものがいて、
 それに守られてるから、内側から事件がおきない限り大丈夫なんだって。」

「ふぅ〜ん。まぁいいや!行こう!!」

「うん!」

2人は、そういってアドレーヌを先頭にカービィの家へと突っ走っていった。
いつも通りのカービィの家の場所にはちゃんとにカービィの家があった。

「ほら。軽そうでしょ?」

「うん。軽そう(笑)」

そんなことをいって2人は中にへと入っていった。