二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 思い出。それは心を色鮮やかにしてくれる (星のカービィ) ( No.171 )
日時: 2011/09/24 12:55
名前: 猫科の犬 (ID: NaVGBx5/)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第9話 黒から白へ


カービィ
「あああああああぁぁぁあああああああ」

あれからというものカービィは、我を失い次々と出てくる獣達を殺していった。
カービィの周りには哀れな獣たちの骸がばらまかれている。






「カービィ・・・どこにいる?どこだよ。カービィ!!!まさか黒に飲み込まれてるんじゃねぇよな?
 この世界の管理者の本当の世界で黒に飲み込まれてる訳じゃねぇよな?」

影が1人。
血死夜猫の世界の入り口に立っていた。

「カービィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」













王女
「闇が侵入したか。」

亡死屋
「血死夜猫様はどこにいった?」

眠り死ネズミ
「どっかいったよ。というか逃げたね。」

時計をぶらさげたウサギ
「逃げ足の速い奴。」

赤茶色のウサギ
「ほらっ!!隙だらけだぜっ!!」

時計をぶらさげたウサギ
「おっと、危ない。」


まだ戦争は続いている。
赤がまわりに飛び散っていて人間や動物の体には純粋な血の後がついていた。












『これだから人間は嫌いさぁ。すぐに戦争を起こす。自分の欲望の為に。』














血死夜猫は彷徨っていた。

この世界を彷徨っていた。

















「って、叫んでも出てくるはずないよな。とりあえず探すか。」

その影は動き始めた。
青くカービィと同じような体系。
きっとカイルであろう。カイルがカービィを探しに来ていた。

「あぁーあー。何してんだろう。あいつ。あの敵でも味方でもとりあえず生き物なら
 殺せないあいつが何やってんだろう。」

カイルは真っ直ぐ進んでいく。
あてもなく探しているのか、とりあえず歩いているのかは分からない。
しかしカイルがこの世界に入ってきて、1番最初のあの言葉からして
この世界のことはよく知っているだろう