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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 思い出。それは心を色鮮やかにしてくれる (星のカービィ) ( No.194 )
- 日時: 2011/11/08 21:30
- 名前: 鏡猫 (ID: vGcQ1grn)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
「やっと、終わったぁ〜!!」
そういって、一番端っこから出てきたのはアドレーヌとビーズ。
これで全ての絵画が完成したのだ。
と、その時あの世界の声が聞こえた。
『描き終わったのかい?なら、世界を繋げよう。』
「どうやって?」
ビーズが質問する。
それに世界の声は答える。
『君達は、もう何もしなくていい。後は命をふきこむだけだから。僕にしか出来ないから。』
「どうやって命を吹き込むの?」
『それは、秘密さ。君達が知るようなことじゃない。さぁ急ごう。もう闇達は、冥界を脱出した。
君達は目をつぶってるだけでいい。』
そういわれて2人はいわれるがままに目をつぶった。
『絶対に目を開けてはならないよ。』
そう聞こえた時に、屋敷が揺れた。
地震だろうか?
2人は、目を開けそうになったが我慢した。
目を閉じながら、ビーズが質問する。
「君は、とても寂しそうな声をしている。どうしてそんなに寂しそうなの?」
『世界の鍵は、感情が豊かだな。僕は、絵画に命を吹き込んだら消えてしまう。だからかな。』
「・・・それが君のやりたいことなの?」
『そうだね。僕は誰かの役に立ちたいんだ。だから。』
「君は、誰?」
『僕は、僕だよ。きっと君と僕は会ったことがあるはずさ。元の世界へ戻れば分かるよ。その答えが。』
「ありがとう。君はとてもやさしいんだね。」
世界は、つながった。
絵画に命が芽生えた。
ビーズがいた世界は、消えた。
ビーズ達は、世界が滅びる前の場所にいた。
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