二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 友情。それは偽りでしかない (星のカービィ) ( No.54 )
- 日時: 2011/07/26 20:33
- 名前: 猫科の犬 (ID: LsYW7S6m)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php
マグマがなくなった後に植物はすぐに成長し、動物達も寄ってきた。
ヨガンに刺さっていた槍は、そのまま地面に落ちた。
カービィはその槍を拾い、一旦コピーを捨てて元の槍に戻してからワドルディに返した。
「ありがとう。ワドルディ!助かったよ!」
「カー君!」
「あ。妖精さん!!!」
カービィはすぐに妖精のことを思い出し近寄る。
「大丈夫・・・?」
「ほっ本物のカービィですの?」
「うん!そうだよ!何があったか覚えてる?」
「・・・カービィに似た者があらわれて私にこのクリスタルを使えばリップルスターへ戻れると
聞いたので、それを信じクリスタルを持ちましたの。その後は全然思い出せませんわ。」
「僕と似た者?それってもしかすると、水色?白?」
「水色でしたわ。私、カービィに似てたから友人かと思って信じたんですけど・・・。」
「わかった。ありがとう。(絶対カイルだ。一体何をしようとしているの?カイル・・・。)
リボンは、カービィにいわれる前に巾着から星の欠片を取り出し、その妖精にあげた。
その妖精は、その欠片を受け取ってリップルスターへ帰っていった。
その後、他の妖精たちもどっからか集まって来ていた。
本物の妖精達だ。きっと、ここまであのヨガンから逃げてきたんだろう。
この世界には、もう妖精達はいなくなった。
「・・・もっと強くなってカイルの場所をつきとめなきゃ!」
「わしも応援してるぞい!その時はいつでも協力するぞい!!」
「うん!ありがとう。」
「カー君!もうそろそろ次の世界へ行きましょう!」
「・・・!」(僕もそう思います!)
「うん!リボン!お願い。」
「わかりました。」
そういって、リボンは次元の穴を作り、また新しい世界へと移動した。
☆ ★ □ ■ ◇ ◆ △ ▲ ▽ ▼ ○ ●
「くそっ!!結局あいつも使えないのか!!」
カイルは、ダーク・リムラの報告を受け怒り狂っていた。
「次の世界で最後じゃないかっ!!」
「カナリ怒ッテイルミタイダナ。ソンナニ悔シイカ?」
「あぁ。」
「ジャア、モウ1匹イルジャナイカ」
「それでもう終わりだろう?それにダーククリスタルももう後1個だ。これで失敗したら後がない。」
「オ前ノ今ノ力ナラ星ノ戦士ニモ勝テルサ。」
「ふんっよくいうよ。でも最初にカービィに会った時よりは闇の力が強くなった気がする。」
「ソウダロウ」
そう言い残し02は、どこかへ去って行った。
カイルは、そのままビーズの様子を見に行った。