二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 友情。それは偽りでしかない (星のカービィ) ( No.67 )
日時: 2011/08/03 22:55
名前: 猫科の犬 (ID: LsYW7S6m)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

☆ ★ □ ■ ◇ ◆ △ ▲ ▽ ▼ ○ ●


「うわあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

カービィがなぜいきなり叫びだしたかというと、目の前に巨大なロボットが急に雪の中から飛び出てきたからだ。

「ビックリしたぁ!!」

「カー君!驚いてる場合じゃないって!追いかけてくるよ!!」

「うっうん!そうだった!!」

その巨大ロボットはザリガニのような姿になりカービィ達を追いかけている。

「ちょっ!これ前回よりはやいよ!!しかもこの先足場あったっけ!!??」

カービィの言葉に全員が黙り込んだ。
そうこの先ずっと進んでいくと足場がなくなっているのだ。
しかし、巨大ロボットはどんどん追いかけてくる。
攻撃していられる時間がない。
だから、カービィ達は真っ直ぐ突き進んでいた。

そして、数分後。
カービィ達は落ちた。
巨大ロボットはそれを見届けてどこかへ去って行ってしまった。

「うわぁぁぁああああ!!落ちてる!落ちてるよ!僕とリボンはどうにかなるけど皆は・・・。」

「・・・!」(カービィさん!大丈夫ですよ!パラソルがあります!!)

「だけどアドレーヌとデデデの分は?」

「カー君、私は大丈夫だよ。書いた絵を実物かできるから。」

「そうだった。デデデは!?」

「ついにこの改造ハンマーの出番がきたぞい!!」

「じゃあみんな大丈夫なんだね!」

カービィがそういうと、皆がゆっくり落ちれるような道具を出してフワフワと落ちて行った。

「危なかった・・・。」

そのままカービィ達はふわふわと下へと落ちていき、やっと地面に着地した。

「ここは?まったく知らない場所にきちゃった。」

「カービィ・・・さん?」

「あれ?妖精さん?」

「はい!そうです。よかった。カービィさんもあの巨大ロボットに落とされたんですか?」

「うん。他の妖精さんどこにいるか知ってる?」

「はい。皆、一緒にまとまってますよ。」

「そっか。よかった。今、リップルスターに皆を帰すね。」

「ありがとうございます。」

いつものようにリボンは巾着から星の欠片をとりだし妖精1人1人にあげた。
それを使ってみんなは帰っていった。

「これで、全部かな。帰ろうか。僕達もリップルスターに」

全員は、うなずきリボンのクリスタルを使ってリップルスターへ帰って行った。
その後にその世界に黒い雲が近づいているのも気づかずに。
世界の破滅は、ビーズの記憶が戻っているのと同時に進んでいた。