二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 友情。それは偽りでしかない (星のカービィ) ( No.85 )
- 日時: 2011/08/10 21:10
- 名前: 猫科の犬 (ID: LsYW7S6m)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
あの後からずっと乱闘は続いている。
そしてそろそろリボンの体力もきれかかっていた。
そして、リップルスターでカービィとリボンの帰りを心配して待っている仲間達は、ある空の変化に気づいていた。
それは、さっきより穴の数がおおくなっているのだ。
これは、世界の破滅が進んでいる証拠。
ビーズは、古代文字の記憶がよみがえりつつあったのだ。
石版の封印を解くか解かないかまだ決まったわけではないが。
ある意味これは、カービィは02に足止めをされているようなものかも知れない。
カー君。
はやく勝って戻って来てよ。
皆、心配してるんだよ。ここでカー君で死んでしまったらすべては終わりに近くなる。
それに、世界の破滅もふせげない。
あの予言通りには、しないで。勝てばいいんだ。ただそれだけ。カー君ならきっと勝てるよ。
馬鹿だけど、こういう戦いの場ではいつも仲間のことだけ考えて新しい攻撃方法を生み出すんだから。
きっと勝てる。皆心配してる。でもね。カー君。
逆にみんなはカー君が勝てるって信じてるんだよ?
カービィさん。
貴方は今、何をしているのですか?
戦地に出発してから2時間が経過しようとしています。
そんなに乱闘を長引かせて死ぬ気ですか?
それとも、もう死んでいるのですか?
いいや。死んでない。きっと死んでない。
カービィさんは僕を助けてくれたたった1人の恩人なんだから。
今までの戦いだって、ぎりぎりに追い詰められたことはあっても必ず乗り越えてたじゃないですか。
だから、きっと今も乗り越えてるはず!!
僕は、いや。僕達はカービィさんを信じてます。
カービィ。
02なんかに負けてなんかいないぞいな?
むしろ、02に負けるなんてわがはいが許さないぞィ!!
カービィは、わがはいの手で倒すと決めてるぞい。
あの時は、わがはいの敗北・・・。いや。あれは取りつかれてただけで、
自分の力ではないから、負けてないぞィ!
カービィ。
ワガハイの永遠のライバルよ。
絶対にまけるんじゃないぞい!わがはいの手によって負けるのならいいが、
他の者の手によって負けるなんてわがはいが許さないぞい!!
だから、信じて待ってるぞい!!
カービィさん。リボン
私達は、皆何も出来ません。
カービィさんのように強く、たくましくなければリボンのようにクリスタルの力も使えません。
ゆいいつ勝てるのはカービィさんとリボンだけなのですよ。
みんな、そう思ってるはずです。
このリップルスターにいる妖精が、カービィにどれだけ励まされたと思っていますか?
それは、言葉では表せないほど励まされています。
そんなカービィさんを、死んでくれと願ってる人は誰1人としていないと思うのです。
みんなカービィさんを信じて待っています。
幸運を祈りますよ。
リップルスターで待機している皆もそれぞれいろんな思いをしてカービィを待っている。
しかもこの空間にいる皆は「信じる」という事を共通して願っている。
カービィという人物は本当に、うらやましい。
こんなにたくさんの仲間がいて。
それなのに、皆がみんな、カービィを疑おうとしない。
ただ、信じているとだけ思ってる。
だから、たった1人になってしまったカイルはカービィに嫉妬したのかもしれない。
信じていた友情もたった1言で失われる。
カイルになくなってしまった感情 「友情」
今もビーズに思ってる「友情」も「友情」じゃない。
ただ、こいつだけは信じてくれるって思ってるだけ。そんなの「友情」じゃない。
カイルとビーズの「友情」は偽りでしかない。
だけどカービィと仲間の「友情」は、本当なのだ。
「友情」とは、楽しいものだよ。
でもそれが理解できない。否。理解できなくなってしまったカイルにはそんなの通じないだろうけど・・・。
でも、カービィはカイルに「友情」を求め続ける。
誰も、誰1人として、殺せないとても優しい心の持ち主だから。