二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 友情。それは偽りでしかない (星のカービィ) ( No.93 )
日時: 2011/08/11 21:29
名前: 猫科の犬 (ID: LsYW7S6m)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

闇一色に染まってしまったカービィを部下にするために。
カービィは宙に浮いている。02の力によって。

でも02は甘かったのかも知れない。
本当に闇一色にカービィが染まってしまったのか調べなかった。


「やット、姿ヲ現しタね。02。」


カービィの声がした。
その瞬間に、カービィの口から黒い塊が出てきて02にあたる。
しかも近距離だったので効果は抜群だ。
まだ、外見的には、闇に染まってるように見えるが・・・。
どうやら、闇に襲われていたのは本当のようだ。
カービィは口の中から闇の塊をだしたおかげで少しずつカービィの色が戻っていく。

「グハッ!!!オノレー!!何ヲシタ!!」

「これデ、とどめダァぁァぁァぁぁぁぁアアアアあぁぁぁぁぁ」

カービィは、戦う前からずっと持っていたクリスタルに力パワーを貯め一気に放つ。

「クリスタルショットッっ!!!」

その攻撃は、ものすごい威力だった。
その攻撃は見事02に当たる。
その威力で02は完全に倒された。


02の甘かったこと。見逃したこと。

1つ目は、まだ玉を飲み込んでいなかったということだ。
飲み込んでいないのにあれだけ心に浸食されたのはさすが闇の力といったところだろう。
おかげでカービィも後一歩の所で闇になる所だった。
2つ目は、まだクリスタルを手から離していなかったこと。
カービィ自身もう離そうかと思っていたみたいだが、最後のリボンの大声がカービィを正気にさせたみたいだ。
そして、願いを受けたクリスタルはカービィの頭の中へ闇に染まってしまった時のカービィを見せていたのだ。

それは残酷なもので、カービィはこの世界中で強いと思われる星の戦士だ。
リップルスターの全妖精はカービィに殺され、一緒に旅をしている仲間までも殺し、
この世界を血の海になってしまう未来を。

もしも、リボンが願っていなかったら、こうなっていただろう。



カービィは、助けられたのだ。

リボン助けられた。

リップルスターの妖精達に助けられた。

仲間に助けられた。

今まで出会った人々に助けられた。

そしてクリスタルまでにも助けられ、自分の心に助けられた。

神様

神様とは、案外身近にいるものだ。
本物の神様は偉大なお方。
カービィ達を作り、感情を与える。
その後は、自分の親から産まれて大事に育てられる。言葉を教えてくれる。

神様など、ただ自分達を作り上げ苦しむ姿を楽しんでいるだけという考えの人もいるだろう。
もちろん信じなくたっていいさ。
なにせ自分が信じていないから。

でも、神様とは1人とは限らないんじゃないか?
身近にいる家族、仲間、友達。これ全部あわせて神様なんじゃないか?

結果、カービィは神様に助けられたのだ。

そう神様という名の世界中の人々に助けられた。

きっとこの先のカイル、ビーズとの戦いも見守ってくれる神様がいる。

見守ってくれる世界中の人々がいるのだ。