二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼(題名考えます;;) ( No.5 )
- 日時: 2011/06/15 15:24
- 名前: 嬬嬬 (ID: JP5iH4Hy)
第三話「斬っちゃうぞ♪」
「えっ!?」
「置いてくれないと斬っちゃうかもよ?」
「くふふっ、そうはさせないよ?そーくん♪
斬っちゃうぞ♪」
璃會はベッドの下に隠していた刀を取り出した。
「璃會!駄目だってばっ」
璃會は「はぁ…。」とため息をついて、少し見せていた
刃を鞘の中にしまう。
「李李那はそんなんだから、強盗を簡単に家の中に入れたり
できるんだろ?」
急に男しゃべりになった璃會は、困った顔で李李那に刀の
鞘を向けた。
「おいおい、お前悪い奴家の中に招き入れたってのか?!」
原田が急に立ち上がる。それにビビる平助(笑)
「ま…まぁ…。」
「おかげで、こっちは大騒ぎ。金を用意しろだの電話されて
家に帰って、木刀でなんとか叩きのめしたから良かったものの
警察に事情聴取されるわ、学校でうわさになるわで、ますます
李李那の馬鹿さ加減が広まったわけだ…。」
璃會が「ふぅ…。」と再びため息をつく。
「まぁ、別に悪いことした人じゃないから、おいてあげても良いけどぉ
歳ごまかせばなんとかなるだろうから、
私達の大学に入ってもらうよっ?」
「どうして俺たちが従わなきゃならねぇんだ。」
「この時代のことぉ、わからないんだったら戻るまで
そのくらいしなきゃだめだと思うなっ?」
璃會がにこりと笑顔で土方を見つめる。
「お言葉ですが副長。こんな変な所に、しかも
まだ何も知らない者の家に住むというのですか」
「別にこいつらからさっきも感じねぇし、
一人は馬鹿だからいいだろう」
「くふふっ。すっかり馬鹿で固定されちゃってるよぉ!
でも、覚えてもらって良かったね!」
「佐々木、此処の事、色々教えてくれ」
「うーーーーっらじゃぁ!!」
「璃會大学はどうするの?」
「んあ、多分ひーくん(土方)達なら入れると思うよ!
それとりあ達は暫く大学休みだから、勉強教えてあげるね?
それとぉ、刀はお預かりしておくよぉ?
大学で何言われても、「子孫だよ」って答えてねぇ?」
「璃會それとが多い・・・・。」
「まじ?ま、いいやっ!それと、りあの事、佐々木って呼ぶのなし!
苗字で呼ばれるの、心地悪いもん。」
「あ、私も名前でどうぞ…。」
「じゃあ、まずは町を歩いて、大学までの通学路をおぼえよぉ?
夜だから、人もあまりいないと思うからっ」