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＃７「タイプミスに気をつけなさい」

イケメン大好き、如月ユナ氏の捕獲に成功しました体調、いや、隊長。

「じゃーいくぞ獄寺」
「え?!　嫌がってたんじゃ……あ、待ってください」

流れで獄寺隼人の捕獲に成功しました隊長。……あ、ちゃんと打てた。

「やったー！　ランボさん泳ぎまくるもんね!!」
「イーピン嬉しい！」
「あはは、良かったね、いっぱい遊ぼうね」

渋々ながらも獄寺の了承—もう居ないけど—に喜んだチビちゃん達は、各々に準備をする為一時帰宅、のち「黒曜ヘルシーランド」で待ち合わせ、とか何とか勝手に決めていた。

「よしユウ、帰ってビキニ探すの手伝え」
「はあ？　ビキニ？　姉ちゃんが？」

私は大爆笑した。のち、ユナに殴られた。

「イケメン様と出会うんだろ？　ならやっぱビキニ……」

イケメンについて語らせていると日が暮れて日が明けそうなので無視して、とりあえず皆にこう言った。

「さっさと支度してヘルシーランドに来るんだぞー」