二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【REBORN日常】Distance【白蘭が居候するようだ】 ( No.142 )
日時: 2012/02/24 20:09
名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: vlinVEaO)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

#38「ステップシスター・ステップ」#4






とてもダルそうな表情のツナ。
そんなに白蘭が嫌いか。


「で、白蘭って……、
ミルフィーユファミリーのボスなんだって? 菓子職人さんか?」
「違う違う」

その後色々訂正を加えられ、マフィアのボスであり、
かつて一度、すんごい戦いを交わしたとか何とか。そしてボンゴレが勝ちましたとさ。

「……おじゃまします」

恐る恐る如月家の敷居をまたぐ雨にぬれたツナ。
明らかに白蘭のほうが強いだろうって思ったのは内緒。

「やあ、綱吉クン」
「あ……うん」

白蘭はめちゃめちゃ笑顔だった。
だがツナはガチガチだった。

「大丈夫だよ、もうマーレリングなんて無いから」
「あ……そうだね」

どうやらツナはまた奇襲とか戦いとか、面倒ごとに巻き込まれるのかと思っていた。
ああ良かった良かった。

「……どうしてここに?」
「良かったらコレ、貰って」

そういうと白蘭は自分の鞄から、箱のようなものを出した。

「……お菓子?」
「ツナマヨ風味マシュマロだよ」

白蘭からツナに手渡された箱には、『つなまよ風味ましまろ』と
味のある文字で書かれた、よくあるパッケージ。

「……もしかして、これだけのために?」
「そうだけど」



ステップシスター契約は期限切れ、
兄代わりは如月家を去った。

ユナと母はかなり残念そうだった。