二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN日常】Distance【参照1000超】 ( No.171 )
- 日時: 2012/12/25 17:44
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: CXVRcwYu)
#49「連載終了してかなりたちますが」
週刊少年ジャンプ本誌での原作の連載が終わったのですが、
この小説を放置してたの思い出して慌ててましたね。それが今月頭。
一度も出てないオリキャラもいる。これはまずいぞ。
というわけで、思いついたギャグを羅列するくだらない小説の連載が再開ですよー。ドンドンパフパフー。
*
「何がドンドンパフパフーじゃボケー!!!!」
いきなり怒鳴り散らしたのは、オリキャラの分際でツナ以上の出演を誇る如月ユウである。
ユウだけじゃない。姉のユナも、ボンゴレのメンツもみんないる。
「今日はボンゴレの忘年会だからな」byリボーン
忘年会なので、前に行ったことのある「並盛中華飯店」の大広間をお借りしている。
大盛りで安い料理、そして味もよし。例えるなら王将。
「うっせーんだよ、今日ぐらい大人しくしてろ」
相変わらず喧嘩をふっかけてくる獄寺。
「まあまあ、今日は楽しくいこうよ!! ね?? ほら!!!!」
なんて元気のいい少女なんでしょう。彼女はリス。栗鼠天魔って名前だからリス。
読めない? そんなの知らん。
「ちっ、みんなそう言ってるから今日はこれくらいで許してやるわ」
悔しそうに獄寺の小皿から鳥の唐揚げを分捕ったユウ。
そういうところは相も変わらずというか。
「食べものの恨みはおっそろしいんだぜぇ〜」
唐揚げをほおばっているユウに、ユナが半笑いで言った。
今年の流行にはちゃんと乗ってます。ミーハー姉。
ちなみに、来年の抱負は相変わらず「イケメンゲット」である。
「しかしまあ、年末なのに暇なやつ多いな」
ユウがつぶやいた。でも今日はいい日だぜ!!
*
同時刻、同じ店にて。
冴えない顔の少女と、なぜかツナがひっそりとテーブル席に着いていた。
ツナの方は割と真剣な目をしていた。
「北大路さん、わざわざ呼び出してすいません」
伏し目がちにツナは謝罪する。
表情からは何を考えているのかはわからない。
しかし、やがて顔を上げてツナは言った。
「でも、どうしても言いたいことと、それから聞きたいことがあって・・・・・・」
ツナは真っ直ぐに少女の顔を見上げた。
少女の死にかけの目もまた、まっすぐツナを見ていた。
ツナは何か言おうとし、一瞬躊躇ったが、やがて心を決めたようで。
「ずっと言いたかったんですけど・・・・・・」