二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN日常編】Distance【オリキャラ募集】 ( No.24 )
- 日時: 2011/08/27 11:09
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: Qs8Z87uI)
- 参照: http://ameblo.jp/peace0913/
#11「遊ぶなら大勢の方が楽しいでしょう」
久し振りに水で遊ぼうというのに、早速足を釣った。
さあ、今日は何匹……いや、何回足を釣るのかな?
「果ては軽く、30回か? ハハッ」
入ってすぐ足を釣った旨を恵作に伝えると、こう返された。
他人事だと思いやがってよ……。
しかしまあ、こうやってディーノと並ぶと……笑顔が眩しい。
いや、本当に。
「ねえねえ!! 何してるの?」
後ろの方から聞きなれない声がした。
そこに居たのは……
「わあ!! すっごーい、プール!!」
紫がかったロングのツーサイドの、黒よりの灰色の瞳で、なかなか綺麗な顔の少女だった。……誰?
「はひ! 天魔ちゃんじゃないですか!!」
「ハルちゃーん、何このプール!!」
余りに突然すぎて何が何だか分からなかった。つか誰この子?
「天魔ちゃん」? 初めて聞く名前な気がする。
「クロームちゃんに、幻覚プール作ってもらったんです!」
「幻覚?! すごーい!!」
しかし、まぁ……テンション高えー……。妄想中のユナがまだマシだ。
「おやおやー、見ない顔だな?」
お初の顔に、少々緊張気味な恵作。
「……あんた、誰??」
「……?!」
恵作はやや驚いたような顔をした。
まあ、初対面で「あんた」と言われたらそりゃ多少は驚くか。
「あ、俺? 樫野恵作です、ハハッ」
「ケーサク?」
「『めぐみ』って言う字に、工作の『作』って書きます」
などと会話を交わしている横で、私は一人でマッサージをしていた。
「へえ!! ここにいるみんなは、キョーコの友達?」
「まあそうだな! ハハッ」
あれ? 何か仲良くなってない?
ちょっとの間話していただけでそこまで仲良くなれるの?
「あ、ツナツナツナ!!! ジュース買って!!」
「お、じゃあ俺も頂くかな、ハハッ、ディーノさんもどうですか?」
ツナを見つけた「天魔ちゃん」は、早速ジュースをねだる。
「ええ? 何でオレ?!」
「ハハ、面白い子だなリスは」
「リス」?! いつの間にそんな訳の分からないあだ名が?!
あー、さっきの間か。
……私人見知りしがちなのか? 何かそんな気がするんだけど。
ここは思い切って話しかけてみる?
でもまた「あんた」って言われるのな……。
意外とそういう所はガラスの心だから、私。
恵作はそういうの気にしないタイプだからなー……?
どうしよう、話しかけてみる?