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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN】Drawing Days【日常編】 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/05 15:21
- 名前: 桜庭 ◆Hy48GP/C2A (ID: udZFMs3r)
- 参照: 勉強に殺されそうです
#3「勉強しなさい」
「何だ如月かよ・・・」
「悪かったな如月で」
ツナが戻ってきたと思っていた獄寺は、私の顔を見た瞬間に露骨にこういった。悪かったな如月で。
「そう言うなって、如月もそこそこ頭良いし」
「成績、学年3位なんてすごいよね!」
今回のテストは音楽と英語で100点を取った事で助けられている。
吹奏楽のくせに100点取れないでどうするの、と姉に散々言われたが、それでも英語で100点取った事で数学で40点を取った事がカバー出来た。
だが、こんな雰囲気で何で成績の話になるのか?
「うん? 今ソレが関係あるの?」
「あはは、夏休みの宿題をツナん家で集まってやろーぜ、ってことで・・・」
「ツナさんのお家に上がらせてもらってるんですー!」
ああ、そういうこと。
・・・とでも言うと思ったか?!
どうせアレだろ? 全部やらせようってんだろ?
「宿題ぐらいは自分でやれよ、自分のためにな」
「大体、如月に勉強教わるぐらいまで俺は墜ちてないからな」
そう言ったのは獄寺だった。うっせえだまれ、と罵声を浴びせてやると思ったが、
私もそこまで墜ちてませんので!、と一人で考えていた。
「えー、そんな冷たい事言うなって」
などと言い合っているうちに、部屋のドアが開いた。
その前には、私の姉——如月ユナ——がいた。
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