二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【REBORN日常編】Distance【オリキャラ募集】 ( No.50 )
日時: 2011/09/12 20:05
名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: dCkmB5Zo)

#15「惚気て蕩けて(@日本)」


恵作は日本に居るツナ達を「呑気」といった。
「惚気」に聞こえた奴全員表に出ろ。いないか……。

「ノロけてる場合じゃないです10代目!」
「ご、獄寺君?!」

ツナは「惚気」と言われて一瞬だけ京子の方を見てそして頬を赤らめていた。ドスケベ。

「ていうか、恵作さん意外にも、ユウもユナさんもリスも居ない……」
「ユナさん、今頃ノロけてますよ」

獄寺が言った。今の一言をユナが聞いていたらどうなっていただろう、でも考えるのが面倒だ。

「よ、何を惚気てるの?」

またも誰かの登場。オリキャラだろうか?

「オリキャラとか……言っていいのそんな事?」

これは私(ユナ)の気持ちであり北大路は関係なくて……、もういい。

「てめ、アリスッ!」

その人物を見た瞬間の獄寺の反応が凄かった。
腰くらいまで伸びる茶髪に、茶色い目。身長は低く、童顔の少女。

「獄寺ぁああぁっ、何でちょくちょく絡みに来るんだぁああぁっ!」

少女は叫んだ。この叫びには覚えがある。
ボンゴレファミリー所属、並中剣道部でありながら図書委員。
ちなみに足が尋常じゃなく速い。外国人だそうだ。

彼女の名前はアリス・クイーン。通称アリス、あーちゃん。後者は明らかに日本製のお名前。

「うっせえ外人、てゆーかノロけてなんかねーよ!」
「外国人じゃなんか悪い訳? ちゃんと日本語は喋れてるんだし、関係ナイ! 惚気じゃなかったら何よ?!」

また始まってしまった口論。こうなると自然に収まるのを待たなければならない。

「まあまあ、せっかくプール来たんだし、獄寺もアリスも楽しもうぜ!」

間に入って山本がなだめるのを、獄寺は「鬱陶しい」と言ったようだが、間もなく降参。残念でした獄寺クン。

「でも、何でこんな所にプール?」
「あ、幻覚なんです、クロームっていう子に作ってもらったんです」

ツナが経緯を説明すると、アリスは納得したように小さくうなずいた。
そして言った。

「私もいい?」
「全然いいですよ」

ツナがそういったが、「全然いい」などという日本語は存在しない。みんなも覚えておこう。