二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【リボーン日常編】Distance【クリスマスSP編】 ( No.85 )
日時: 2011/12/26 11:25
名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: vkkVQEZj)

#クリスマスSP編「逃走中もまた闘争中」4


『えー、モニターの5人は放送室に居ます』

放送室は2階だったはずだが……なんせ窃盗、じゃなくセット。
本当に並中と同じ構造なのかは謎だ。

『構造は並盛中学校と一緒なハズですので』

やや曖昧。信用ならぬ。

「ここは人が来ないんだよなー」

ひとまず4階音楽室前に隠れるリス。
吹奏楽部が練習するのに良く使う武道場。
ユウの入れ知恵である。

「どどどどーしよー?!」

ビビリまくりのツナ。足ガックガク。
一応断っておくがめっちゃ強いマフィア、ボンゴレファミリーのボス。

『ハンター2体を放出します……で、諸連絡は放送で行います』

経費節約なのか? 携帯用意出来なかったの?
クロノス社ってケチなの?

『したがって逃走者同士での連絡は不可です』

どう「したがって」なのかは不明。


3階の廊下には雪猫。

「学校って意外と狭いのにゃー……獄寺ぁ……」

この廊下の長さは、どう見積もっても20mない。
そういえばハンターは2体だと言ってたけど、挟まれたら終わりだよね。

「ひゃっ?!」
「いてぇ」

気配を感じた雪猫。クナイを投げたら山本の靴に刺さってしまった。
警戒しすぎでしょ。いくらなんでもクナイ投げるって。

「た、たけちゃん大丈夫?」
「ははっ、全然! こんなの平気だぜ!」

スゲー。寛大なのか痛くなかっただけなのかは謎。

と、誰も居ない廊下に足音が響く。

「ひゃあ!!」

また雪猫がクナイを投げた。
が、命中しなかった。


[>標的を確認/雛道雪猫
       山本武

「ハンター……速い……」

と、ハンターに確保される猫でした。

[>確保に成功しました/雛道雪猫