二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【リボーン日常編】Distance【クリスマスSP編】 ( No.90 )
- 日時: 2011/12/26 15:55
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A (ID: vkkVQEZj)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
#クリスマスSP編「逃走中もまた闘争中」7
*放送室
「あー、ツナ捕まった」
テレビ画面にかじりついていたアリスが呟いた。
「じゅ、10代目が?!」
「……ボス」
ツナが逃げ切れると予測していた2人は撃沈。
ドンマイです。
*
グラウンド。
見渡しが良すぎて隠れるのはほぼ無理な場所。
「ランボさんもー、花火ドッカーンってやるんだもんね!」
「イーピン、ハンター怖い……」
行動をともにしていたランボとイーピン。
5歳にしてマフィアの2人、ただの5歳児とは一味違うところを見せ付けられるか?
「ニャハハハ! 花火はっけーん!」
校庭のど真ん中に花火が一つ。
ここで上げれば確実に捕獲されるのがオチ。
「点火!」
ジジジジジジジ……パンパンパン!
「ギャハハハ! 花火上げたんだもんね!」
上機嫌のランボ。
「!」
数百メートルほど後ろにハンターの気配を感じ、いち早く逃げるイーピン。
が、ランボはガハガハ笑っている。
「ランボ、危険!!」
イーピンが叫んで、そのまま逃げた。
スクリーム&アウェイ。
「ぐぴゃ! こっち来るな! ちね!」
そういってランボは手榴弾のピンを抜いて
ハンターに向かって手当たり次第に投げた。
『ランボ、ハンターに対する暴挙及び捕獲妨害により強制失格』
そのアナウンスにはランボ以外の逃走者も驚いていた。
「何か、傷害及び公務執行妨害で現行犯逮捕されたみたいな……ね?」
ユウが呟いた。
花火残り7本、あと3分。
「暴挙及び捕獲妨害」で捕まりそうな人はまだ居る。
並中最強の不良、雲雀恭弥。
ハンターに真っ向から立ち向かっていきそうだし、ハンター倒しそうだし。
屋上でまどろんでいた雲雀。
そこにハンターが。
[>標的を確認しました/雲雀恭弥
「僕の安眠を妨げる奴は……何人たりとも咬み殺す」
案の定、雲雀はトンファーでハンターをボッコボコにした。
ついにやってしまった。
『暴挙及び捕獲妨害により現行犯で雲雀をタイホー』
「タイホー」の所が「アカン警察」みたいになった。狙ってたか?
「……大したことないね」
黒スーツのハンター、不良に敗れたり。