二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

*第7話* ( No.14 )
日時: 2011/07/07 18:34
名前: 茜音 ◆lirqr6DwLQ (ID: icsx9rvy)

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雅「夏未さんこれ」
夏「転校…?」
雅「はい」
夏「帝国に行くのね」
雅「今までお世話になりました」
夏「なぜ帝国へ行くの!?」
雅「夏未さん。……貴女には関係のない事ですよ」

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—帝国学園—
雅「此処にはもう戻らないと思ってたのに…」
佐「雅」
雅「佐久間…!!」
佐「迎えに来た」
雅「ありがとう」
佐「影山総帥が部屋に来るように行っていた」
雅「分かった」

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—影山の部屋—
雅「…失礼します」
影山「良く来たな」
雅「鬼道には手を出さないで下さいね」
影山「約束は守る」
雅「では」

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雅「皆…!」
辺「雅さんお帰りなさい」
雅「ただいま…」
鬼「降りて来い」
雅「…うん」

階段を下りて辺見や佐久間、源田、鬼道の前に立つ。

雅「帝国に戻って来た、空凜雅です。宜しく」
佐「久しぶりに試合をしないか?」
雅「うん、やろう!!」

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鬼「空凜っ!!」
雅「クラウンザシュートッ!!」

源田は止められず雅が打ったシュートがきまる。

雅「ふぅ…」

楽しくない————
喜びを感じない————
虚しく感じてしまうのはなぜ————?

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鬼「空凜、力が入り過ぎだ」
雅「あ、うん」
鬼「お前は実戦で使うんだ。しっかりとコンディションを整えておけ」
雅「……はい」

私と彼は、恋人。
誰にも壊せない固い絆だったはずなのに、影山によって簡単に壊された————
鬼道は、……有人は私を捨てた。
要らないモノと判断したんだ。
私は、帝国から消えるしかなかった。
でも、影山からは一生逃げる事は出来ない。
黒き闇の復讐は静かに、遂行されていた。
私達は、————影山総帥の操り人形。
その呪縛からは逃げられない————

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