二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- *第9話* ( No.19 )
- 日時: 2011/07/08 10:44
- 名前: 茜音 ◆lirqr6DwLQ (ID: AEu.ecsA)
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鬼「愛している、雅」
雅「……んっ、…鬼…道?」
鬼「起きたか」
雅「私…どうかした…っ?」
鬼「倒れただけだ」
雅「迷惑かけてごめんなさい。……っ私って…本当に邪魔だね……(ポロッ」
鬼「雅」
雅「何…?グスッ」
鬼「お前は邪魔ではない」
雅「鬼道……っ」
鬼「お前は大事な帝国メンバーだ」
雅「っ!!」
やっぱり私は、ただのサッカー部の仲間なだけ。
鬼道は私の事はどうも思ってないんだ。
雅「そ、だねっ……」
めっちゃ泣きそう…;
鬼「俺は練習に戻る」
雅「うん……」
鬼道と入れ代わって佐久間が部屋に入ってきた。
雅「佐久間っ……!!」
佐「なんでだよ…!!」
雅「どうしたの…?」
佐「なんで鬼道と一緒に居たら苦しそうなんだよ!!なんで泣いてんだよ!!」
雅「泣いて、なんか…」
佐「鬼道なんかやめて俺にしろよ」
雅「え…?」
佐「傷ついているお前を見るのはもう嫌なんだよ」
雅「佐久間………ありがとう」
佐「じゃあ!!」
雅「でもね、私はやっぱり鬼道が好きなんだ……」
佐「なっ!?」
雅「私が初めて好きになったのが鬼道なんだ…何を言われてもどれだけ傷付けられても鬼道が好きなの…!!」
佐「雅……」
雅「ごめんね、佐久間」
佐「雅が謝る事はない」
雅「…うん^^」
佐「戻ろうか」
雅「うん」
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辺「雅さん大丈夫ですか?」
雅「大丈夫だよ」
佐「鬼道、ちょっと良いか?」
鬼「あぁ」
佐「なぜあの時、雅にちゃんと言わなかったんだ?」
鬼「なんの事だ?」
佐「鬼道、お前が雅に気持ちを伝えないからあいつは苦しみ続けてるんだぞ!!」
鬼「っ!!」
佐「もっとあいつの事を考えてやれよ」
鬼「お前には関係ない」
佐「だったらあいつを貰う。鬼道、お前だけが雅を好きな訳じゃないんだ」
鬼「勝手にしたらどうだ?」
佐「勝手にさせてもらうよ」
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雅「源田、私苦しいよ」
源「いつか救われる時が来る」
源田は優しく頭を撫でてくれた。
気持ちが和らいで安心出来た。
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—そのころの雷門—
円「雅の奴どうしたんだろうな」
風「帝国に行ってから一回も連絡がないな」
豪「会いに行ったらどうだ?」
円「そうだなっ!!」
風「尾刈斗中との試合が終わったら行かないか?」
豪「…俺も行って良いか?」
円「良いぜ!!」
風「豪炎寺って雅の事を知ってたか?」
豪「少しな…」
風「…そうか」
帝国に行く事に決まった。
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