二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *SIGNAL*イナズマイレブン* ( No.31 )
日時: 2011/07/10 18:07
名前: 茜音 ◆lirqr6DwLQ (ID: icsx9rvy)

********************

鬼「雅を頼んだ」
円「鬼道……任せとけ!!」

********************

雅「ふっ…………うわぁぁぁっ!!!」
円「雅!!」
雅「円、堂……?」
円「泣いてんのか?」
雅「別に、グスッ…気にしなくて良いよ…」
円「なぁ、何で春菜を叩いたんだ?」
雅「憎かったから。…何も知らずに笑って過ごして、真実も知らずにのうのうと過ごしていることが憎くて、いらついてしかたないの!!」
円「雅、憎しみで動いちゃダメだ!!」
雅「……なにも…知らないくせに……」
円「え…?」
雅「何も知らないくせに、私に口だししないでよっ!!」
円「知らないけど、憎しみで動いちゃダメなんた!!」
雅「話が通じないみたいだね」
円「雅!!」
雅「何?」
円「春菜にちゃんと謝れ」
雅「嫌だ。何で私が謝らないとダメなの?」
円「俺達は『仲間』だろっ!?」
雅「っ!!」
佐「それは違うな」
雅「佐久間…!!」
佐「雅は俺達、帝国の仲間だ。お前達、雷門の仲間ではない」
雅「そうだよ。私は、帝国学園サッカー部、エースストライカーの空凜雅!!」
円「だったら、もう一度仲間に戻す!!」
雅「……」
佐「お前って馬鹿なのか?」
円「俺はサッカー馬鹿だ!!」
雅「佐久間、行くよ」
円「地区予選の決勝で会おうな!!」
雅「帝国が勝つけどね」

********************

雅「……ハァ」
佐「雅………雅っ!!」
雅「え??、何?」
佐「ぼーっとしてどうしたんだ?」
雅「何もない。早く帰ろう」
佐「あぁ…」

行かなければ良かったと言う後悔が心や頭を支配する。

雅「(しっかりしなくちゃ…!!)」

フットボールフロンティア地区予選決勝まで後少し………。

********************

雷門中は尾刈斗中に勝ち、そのあとも数々の学校に勝利して行った。
ついに、帝国対雷門の試合が幕を開ける————

雅「いよいよだな…」
影山「空凜、来い」
雅「…はい」

連れられて行ったのは決勝が行われるフィールドだった。

影山「今日の試合は出なくて良い」
雅「それはどういう意味ですか!?」
影山「試合は一瞬で終わるだろう」
雅「何かするんですか!?」
影山「鉄柱を落とすだけだ」
雅「っ!?」

衝撃の事実。

********************