二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 星の輝き コメをくれると助かります! ( No.101 )
日時: 2011/09/03 22:17
名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)

すると、何かを思い出したのか、カービィがルエに問うた。
「ところで、何で僕を探してたの?」
「あぁ、その事なんだけど、フームに伝言を頼まれて・・・。」
「フームが?どんな内容か教えてくれない?」
「『朝食ができたから一緒に食べよう』って言ってた。」
「朝ごはん!?行く行く!!」
すると、カービィは猛スピードで走って行った。
ルエはその速さに唖然としていた。
「・・・何でこんなに速いんだろう・・・。」
ルエがそう呟くと、
「カービィは、ああいう奴なんだ。」
という声がした。
振り向くと、そこにはナックルジョーが立っていた。
「カービィが?」
「あぁ。あいつは食べ物に敏感なんだ。なんでも食べるんだぜ。」
「へぇ。」
「でも、誰かを守りたいという思いは誰にも負けないんだ。例え、その誰かが敵だとしても。」
「誰かを・・・守る・・・。」
「もしかしたら、命がけでお前も守るかもな。」
「・・・。」
「おっと、自己紹介がまだだったな。俺はナックルジョー。よろしく。」
「私はルエ。よろしく頼む。」
二人はお互いに握手を交わす。
その時、カービィがルエを呼ぶ声がした。
「もうそろそろ行かないと。カービィが待ってる。」
「そうか。じゃあ、また。」
「またな。」
二人は別れの言葉を言うと、それぞれの方向に向かって歩き出した。
ナックルジョーは、途中まで歩いたところで振り返った。
彼の眼には、元気そうなカービィとルエの姿が映っていた。