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「さあ、中に入って。」
そう言われ、中に入る。中は山小屋みたいな感じだった。その証拠に暖炉がある。
「すぐにスープを作るから、ちょっと待ってて。」
メープルは、そそくさと台所に向かった。
(・・・なんで、こんな所にいるんだろう？)
そう思い、木でできた椅子に座る。と
「ねえ、あなた名前は？」
と、台所からメープルの声が聞こえた。
「・・・ルエ。」
少女—…ルエは、そう返す。
「そう・・・ルエっていうの。良い名前を付けてもらったわね。」
「？」
意味が分からないのか、首をかしげる。
「私には・・・、子供がいないから・・・。あなたを産んだ親がうらやましい・・・。」
「・・・。」
ルエはそういう気持ちが、痛いほどわかった。
今までその気持ちの人を何人も見てきたからなのか、人の気持ちがわかるようになってきている。





すいません；いったんきります。
アイデア思いつかない・・・。